全体フォロー:マザーズも日経平均も今週が底入れ切り返しのタイミングと見る
9/29にマザーズ指数底入れ宣言を配信させていただいた後も、10月の日経平均の下げに引きずられる形で下落に転じてしまいましたが、好決算でも売られる個別銘柄が目立つ事から、やはり全体相場の地合い悪化によるところが大きく、信用取引をされている方の投げ売りが発生しているものと考えております。
好決算を発表した企業側からしてみても、株価が下落するという結果に頭を抱えているのではないでしょうか。
しかしながら、マザーズ指数の下げ止まりは「秒読み段階」と捉えております。
中途半端に切り返すよりも、下げるところまで下げた方が、戻りの弊害(戻り待ち売り)がなくなる可能性があり、戻りの値幅が大きく出やすいものと見ます。
テクニカルチャートを少しワイドな目線で確認したところ、コロナショックで安値を付けた2020年3月13日の安値527.30ポイントと、米欧の各国中銀のインフレ抑制に向けた利上げ発表が相次いだ2022年6月24日の安値607.33ポイントを、トレンドラインで結んだ延長線が649ポイント前後にあり、下値抵抗線に接近していると思われます。(執筆時のマザーズ指数:666.18ポイント)
また、日経平均についても、今週が足元及び目先の底入れとなる可能性が濃厚と見ます。
ちょうど3か月ほど前には、半導体関連銘柄群の「反省調整」が主導する形で、日経平均が7月20日・21日頃に下落する可能性をご指摘しました。
https://1376partners.com/user/content_page/19246
今週も10月19日(木)に、TSMCの3Q決算発表と、ディスコの中間決算発表が予定されています。
このタイミングで、日経平均及び主力級の大型株群は目先の安値を付けて、その後はアク抜け感から反転切り返しに向かうものと見ます。
TSMCの決算内容悪化は2Qが底では無いかという指摘も少なく無く、半導体全般の在庫調整と業績復調が後ズレしても今期3Qからと見込まれています。
さらに、サムスン電子の7-9月期の営業利益は前四半期比3.6倍と大幅に改善し、スマホ、パソコンなどに使われるメモリー市況には反転切り返し基調が見られます。
全体相場も主力級製造業大型株群も、10月初旬の下落に続き、今週も「妥当」な下落調整を経れば、アク抜け感こそが台頭し、切り返し期待から買い直される可能性は高いように思う次第です。
全体相場が底入れ反転し、そこに決算発表シーズンで好業績推移が確認されれば、戻りの値幅が大きく出やすいものと期待できましょう。
10月相場の底入れは近く、ゆえに10月相場は今後の展開を見据えての買い場となると見ており、その後の反転切り返し余地は大きく10月半ば以降のパフォーマンス改善が期待されましょう。!(^^)!
「常に強気、いつも冷静」でまいりましょう。
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