【★日経平均見通し★】
米国市場高を受けて反発から始まると思われる。また騰落レシオが80％台を割り込んできたことや、空売り比率が高水準に膨らんでいること等で買い戻し中心に日経平均は25日移動平均線（執筆時：32,175円）を目指す展開か？

【米国株】
米国市場主要3指数は大幅高。
FRB高官のインフレ低下を認識しているとの発言で政策金利の据え置きに前向きと捉えられたことや、米国企業の決算発表が本格化する中市場予想を上回る決算内容が相次いでいることから、先回りと見られる買いにより大きく上昇した。


・NYダウ
33,984.54（+314.25）
・ナスダック
13,567.98（+160.75）
・S&P500
4,373.63（+45.85）
・SOX指数
3,502.51（+49.54）
・CME日経平均先物
32,050.00（10/16:日経終値比+390円）
※執筆時（8：00）


－【重要指標】－
●日経平均株価
PER：15.10倍（先進国平均：約19倍）まだ割安水準
PBR： 1.30倍（先進国平均：約2.9倍）
配当利回り：2.02％　

●騰落レシオ（25日）：77.99％　※一段と低下（120％以上になると過熱感が意識される）
●空売り比率：45.6％ ※踏み上げか？
●日経平均ボラティリティー・インデックス：21.90（通常は20～30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒）


－【前営業日（10/16）のおさらい】－
日経平均株価は10/4以来の下げ幅（711.06円安）で大幅続落。ナスダックの大幅安や原油高を背景に主力の半導体関連株を中心に幅広く売られ、終日買い控え気分が強い中、この日は押し目買いも目立たず、下値を切り下げる展開で全面安となった。


日経平均：31,659.03（-656.96）
TOPIX　 ： 2,273.54（-35.21)
マザーズ： 　660.27（-22.97）

東証プライム売買代金：3兆3,487億円
値上がり191／値下がり1605／変わらず41
グロース売買代金：1,138億円

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【今週の重要スケジュール】

10月17日（火）
米　小売売上高（21：30）
※市場予想：＋0.3% 下回れば金利低下の可能性
米　設備稼働率（22：15）　
※市場予想：79.6% 下回ると景気後退の可能性

10月18日（水）
9月訪日外客数（16：15）
中　7-9月期実質GDP（11：00）
※市場予想：+4.5%
中　7-9月期小売売上高（11：00）
※市場予想：+4.8%

10月19日（木）
米　フィラデルフィア連銀景況指数（21：30）
※市場予想：-6.5%
米　パウエルFRB議長講演
《注目決算》台　TSMC

10月20日（金）
東証プライム市場からスタンダード市場へ177社移行
臨時国会召集
9月全国消費者物価指数（8：30）※市場予想：3.0%