【★日経平均見通し★】
米国市場安を受けて軟調な展開で始まると思われる。また米長期金利の急上昇により国内の金利上昇も懸念される。中東情勢の緊迫化が強まる中、押し目買いが入る水準も下がってくると思われ、軟調な展開か。

【米国株】
米主要3指数とも大幅安！
ガザでの病院の爆発により、中東情勢の緊迫化が一層強まったことを受けて、米金利が4.9%台まで急上昇。高金利の長期化で米景気が下押しするとの懸念から、ハイテク株や景気敏感株が売られた。


・NYダウ
33,665.08（-332.57）
・ナスダック
13,314.30（-219.44）
・S&P500
4,314.60（-58.60）
・SOX指数
3,413.45（-61.22）
・CME日経平均先物
31,620.00（10/18:日経終値比-422円）
※執筆時（8：00）


－【重要指標】－
●日経平均株価
PER：15.24倍（先進国平均：約19倍）まだ割安水準
PBR： 1.31倍（先進国平均：約2.9倍）
配当利回り：2.00％　

●騰落レシオ（25日）：88.92％　※依然低水準（120％以上になると過熱感が意識される）
●空売り比率：40.9％
●日経平均ボラティリティー・インデックス：21.00（通常は20～30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒）


－【前営業日（10/18）のおさらい】－
日経平均は小幅高。
外部環境の不透明感が強くなっていることや米国の金利高を受けて、朝方はハイテク株を中心に売られた。しかし売り一巡後はマイナス圏でのもみ合いの中、大引けではかろうじて32,000円台は回復して終わったものの、終日方向感の定まらない相場展開だった。


日経平均：32,042.25（+1.96）
TOPIX　 ： 2,295.34（+3.26)
マザーズ： 　673.03（+6.42）

東証プライム売買代金：3兆3,556億円
値上がり1184／値下がり582／変わらず70
グロース売買代金：900億円

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【今週の重要スケジュール】

10月19日（木）
米　フィラデルフィア連銀景況指数（21：30）
※市場予想：-6.5% ※マイナス幅が縮小すれば好況と判断。
米　パウエルFRB議長講演
《注目決算》
台　TSMC

10月20日（金）
東証プライム市場からスタンダード市場へ177社移行
臨時国会召集
9月全国消費者物価指数（8：30）※市場予想：3.0%