揚羽（9330）
ウェブサイトやPR動画の制作で企業のブランディングを支援。
9/21に東証グロース市場に新規上場。業績面ではコロナショックを除けば成長が続いているようだ。23年9月期の業績は売上高16億7200万円（前年同期比19.6％増）、営業利益は1億3500万円（同19.9％増）を見込む。ベンチャーキャピタルからの出資は見当たらず、需給面での不安は低めと見る。上場後の高値からは半値以下に沈んでいるが、1000円付近での下値意識が効き始めている模様。

ヴィア・ホールディングス（7918）
関東中心に焼き鳥居酒屋等を展開する外食チェーン。
昨日引け後に4～9月期業績予想の修正を発表。営業損益が2000万円の赤字から一転して7700万円の黒字（前年同期は5億6300万円の赤字）になる見通しとなっている。売上高は計画を下回った一方、経費コントロールの改善や、政府による光熱費の負担軽減支援などが寄与し、利益改善に繋がったようだ。売上が本格的に回復してくれば今後はさらに業績改善が期待できよう。チャートは6月の安値から下値切り上げ型で推移。今後も上向きトレンドが続くと見て注目。

岡本硝子（7746）
特殊ガラスメーカー。
同社が株式会社U-MAPと共に進めているEV等に用いられるパワー半導体の高密度実装に対応した高放熱セラミック基板の開発に期待感がある。先々にはノートパソコンやスマホの小型化や軽量化に対応できる技術となる可能性が高く、注目材料として見ておきたい。本日前場は出来高を伴い一時大幅高。75日線を突破する場面があった。7月の高値からは調整が進んでいたため戻り売りも多いようだが、安値圏離脱の動きに期待したいところ。