日経平均は31,200~31,500円のレンジを想定
国内外の金利の上昇により軟調な展開が予想されるが、訪日外国人数の回復によるインバウンド関連への物色や、空売り比率の上昇での買い戻しが下支えになると思われる。
【米国株】
米国市場は大幅続落。
前日までの流れを引き継ぐ展開により、この日も米長期金利は上昇し5.0%に肉薄したことから景気敏感株や消費関連株が売られた。注目されたパウエルFRB議長の講演もサプライズ感がなかったことから、取引終了にかけて再び売り直され一段安となった。
・NYダウ
33,414.17(-250.91)
・ナスダック
13,186.18(-128.13)
・S&P500
4,278.00(-36.60)
・SOX指数
3,367.77(-45.68)
・CME日経平均先物
31,240.00(10/19:日経終値比-190円)
※執筆時(8:00)
-【重要指標】-
●日経平均株価
PER:15.01倍(先進国平均:約19倍)まだ割安水準
PBR: 1.29倍(先進国平均:約2.9倍)
配当利回り:2.03%
●騰落レシオ(25日):81.27% ※依然、低水準(120%以上になると過熱感が意識される)
●空売り比率:46.1% ※週末を控え、買い戻され下支え期待
●日経平均ボラティリティー・インデックス:22.47(通常は20~30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒)
-【前営業日(10/19)のおさらい】-
日経平均は大幅に反落。
米国市場の大幅安を受けて半導体関連株やハイテク株を中心に売られ、前日9月訪日外客数がコロナ前水準まで回復したと発表されたが株式市場の反応は鈍く、国内外の長期金利の上昇を嫌気し、終日マイナス圏で推移した。
日経平均:31,430.62(-611.63)
TOPIX : 2,264.16(-31.18)
マザーズ: 659.51(-13.52)
東証プライム売買代金:3兆1,665億円
値上がり401/値下がり1394/変わらず41
グロース売買代金:909億円
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【今週の重要スケジュール】
10月20日(金)
臨時国会召集
9月全国消費者物価指数(8:30)※市場予想:3.0%
東証プライム市場からスタンダード市場へ177社移行
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