【★日経平均見通し★】
米国市場高やシカゴ日経平均先物が大幅高していることや、151円台のドル円相場を背景に、本日決算発表を控えているトヨタ自を始め輸出関連株を中心に堅調な展開が予想される。

【米国株】
米国主要3指数とも続伸！
10-12月期の見通しを嫌気されたキャタピラーの下落が上値を抑えたものの、原油市場安からこの日は米国金利が落ち着いていたことで、翌日（1日）の午後に控えたFOMCの結果を前に景気敏感株を中心に買い戻しが続いた。

・NYダウ
33,052.87（+123.91）
・ナスダック
12,851.24（+61.76）
・S&P500
4,193.80（+26.98）
・SOX指数
3,215.89（+30.71）
・CME日経平均先物
31,350.00（10/31:日経終値比+491円）
※執筆時（8：00）


－【重要指標】－
●日経平均株価
PER：14.89倍（先進国平均：約19倍）まだ割安水準
PBR： 1.27倍（先進国平均：約2.9倍）
配当利回り：2.05％　

●騰落レシオ（25日）：80.12％　※まだ低水準（120％以上になると過熱感が意識される）
●空売り比率：44.4％
●日経平均ボラティリティー・インデックス：22.03（通常は20～30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒）

－【前営業日（10/31）のおさらい】－
日経平均は小幅高！
NYダウは大幅高したものの、日銀金融政策決定会合を見極める姿勢が強く、方向感に乏しい展開で始まった。昼過ぎにYCC再修正が発表されると、ドル円は150円前半まで下落し、株式市場には買い戻しから上げ幅を拡げたが、国内金利の上昇から上値は抑えられた。

日経平均：30,858.85（+161.89）
TOPIX　 ： 2,253.72（+22.48)
マザーズ： 　648.36（+7.42）
東証プライム売買代金：4兆6,793億円
値上がり1418／値下がり222／変わらず19
グロース売買代金：785億円
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【今週の重要スケジュール】

11月1日（水）
米　米10月ADP雇用統計（21：15）　市場予想：13.5万人増
※上回ると好景気感が強まる。
米　ISM製造業購買担当者景気指数・PMI（23：00）　市場予想：49.0
※上回ると、好景気感が拡がる。
米　FOMC（2日目）
終了後、政策金利発表
市場予想：現状維持（5.25～5.5％）
パウエルFRB議長　定例記者会見（27：30）
《主な決算発表》
トヨタ自（7203）、日本製鉄（5401）、ローム（6963）、京セラ（6971）…など56銘柄

11月2日（水）
《主な決算発表》
丸紅（8002）、三菱商事（8058）、住友商事（8053）、川船（9107）…など129銘柄

11月3日（金）
米　10月失業率（21：30）予想：3.8％増
　　10月非農業部門雇用者数　予想：前月比17.2万人増
※上回ると好景気感が強まりインフレ圧力
米　10月ISM非製造業景気指数（23：00）　予想：53.2
※上回ると好景気感が強まりインフレ圧力