誰でも儲かる大相場の予感
日経平均株価とマザーズ指数(来週から東証グロース市場250指数)が同時に大きく上昇することはほとんどない。
たとえば、昨日のように日経平均株価が700円を超える大幅上昇をみせても、マザーズ指数は逆にマイナスで終えている。
日経平均株価が大きく上昇している日は、中小型成長株にはあまり資金が入っていないということだ。
中小型成長株は、これがどのような銘柄群なのか簡単に説明する。
・内需型がほとんど
内需型とは、国内中心に事業展開しているということで、海外売上げがほとんどない。よって、業績が為替レートの変動により影響を受けにくい。
足元の円安メリットもなければデメリットもほとんどないと考える。
逆にグローバル展開している大型株は為替変動の影響を大きく受ける銘柄が多い。
円安進行は基本的には、輸出関連はメリットとなり、輸入関連はデメリットとなる。
一方、マザーズ指数が大きく上昇し、日経平均株価があまり上昇しないような日は、内需株に資金が集中し、大型株には資金が入っていないということになる。
日経平均株価が連続して大きく上昇するときは大型株に資金が向かうため、内需株の動きは相対的に悪くなってしまう。
さて、今日の相場の動きは?
日経平均、マザーズ指数ともに堅調な動きとなっている。
日経平均株価とマザーズ指数が同時に大きく上昇するような局面はほとんどないと思っているが、同時に大幅上昇する局面とはどんな時なのか?
それは【日本株買い】と見る。
日本市場に大量の資金が入って来たら、大型株も中小型株もそろって上昇し、全面高の展開となるであろう。これが「大相場」と言われる状態だ。
「大相場」となれば、株に投資さえできていれば誰でも儲けられるということになると考える。
大相場で思い当たるのがアベノミクスである。
アベノミクス景気は2012年12月~2018年10月の71カ月続き、日経平均株価もマザーズ指数も大きく上昇する展開になった。
奇しくも、9月に岸田首相が経済対策(5本の柱)を発表しており、アベノミクス(大相場)再来を連想する海外投資家が現れても不思議ではない。
ちょっと大き過ぎませんかと思われる方もいるであろう。
しかし、アベノミクス相場による上昇がはじまった当初も大相場になると予想した投資家は少なかったはずである。
年末に向けて大相場の予感がするのは私だけではないはずだ・・・
日米中央銀行のイベントも無難に通過し、11月相場の日経平均は強いというデータもあることから、攻めの準備ではなく、攻めに動く時であろう。
※過去10年の勝率は9勝1敗
★参考
・大相場(アベノミクス)
■日経平均株価
2012年12月の始値9484.20円
2018年10月の終値21920.46円
上昇率:約131%!
■マザーズ指数
2012年12月の始値393.53p
2018年10月の終値907.56p
上昇率:約130%!
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