10月の工作機械受注速報は再度軟化傾向
https://1376partners.com/blog_kimura?year=2023&month=10&date=12
期待された10月速報は大きく軟化してしまいました。(>_<)
https://www.jmtba.or.jp/wp-content/uploads/sokuhou2310bmna.pdf
前年同月比ベースでは10カ月連続で前年同月を下回り、国内で半導体製造装置や自動車関連の需要が堅調だった22年の反動が出た形です。
中国の景気回復の遅れが企業の設備投資姿勢に対して慎重な姿勢を促し、設備投資需要を押し下げたものと思われます。
受注は世界的に依然調整局面にあり、本格的な回復には今しばらく時間がかかると見るべきでありましょう。
また、11月16日に内閣府から発表される予定の機械受注統計は「9月実績」である為、工作機械受注の「10月速報」とは、温度感がやや異なる可能性がある事をお伝えしておきます。
既に何度もお伝え申し上げてきましたとおり、機械セクター全般は「景気敏感」セクターと目され、機械セクターの銘柄群の株価が上向かないと、なかなか大企業製造業全般(特にハイテク株全般)の株価も上向いてこない傾向が見られます。
11月10日に決算発表を通過した、半導体製造装置大手の東京エレクトロン(8035)の株価は、大きく上伸致しましたが、半導体市況の底入れタイミングは、当初のコンセンサスだった今年の年末からやや後ろズレし、本格的な市況回復は来年となってしまいそうです。
となると、機械セクター全般の本格的な回復も、「10月~12月」では無く「来年1月~3月」となる可能性が高まっているように思います。
弊社が、10月以降年内いっぱいは製造業よりも非製造業・サービス業の方が、投資対象として「優位」と考えた根拠はそこにあります。
特に、大企業/大型株よりも中小型成長株/グロース株こそが、投資対象として魅力的と考えてきた「シナリオ」にも変更はありません。
会員様各位が保有なされている中小型成長株群は、これから徐々に、株価底入れから株価切り返し局面へ移行してくるものと見ます。
保有ポジションはガッチリHOLDなさったまま、株価反転にご期待ください。
執筆:木村泰章
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個人的に注目している銘柄
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◆西部電機(6144)
◆北川鉄工所(6317)
◆トミタ(8147)
工作機械関連と目される銘柄群には、時価総額的に小ぶりな企業も存在します。
業績推移が堅調なものは特に注目に値しましょう。
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単発スポット銘柄の見解
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◆≪木村のザ・カリナンダイヤ銘柄≫
大幅高おめでとうございます!
半導体関連銘柄と目される同社株は、中小型成長株群の中でも、切り返しの「先頭集団」に属しているものと見ます。
調整時に買った分を少量利確しながら、更なる株価上伸にご期待ください。
◆≪億男Wのビリオネアメソッド銘柄 -NEO-≫
こちらも大幅高おめでとうございます!
まだまだこれからです。
非製造業でも大きな値幅が期待できる事をご実感いただけたハズです。
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