【★日経平均見通し★】
休日の谷間にはなるが、中東情勢の地政学リスクの緩和、また感謝祭休日前の米国市場高を受けて買い安心感が広がると見ており、日経平均は11/20の年初来高値（33,853.46円）を試す展開も予想される。

【米国株（11/22）】
11/22の米国市場は反発！
OPECの延期を受けて、米原油市場が下落したことや10月耐久財受注が市場予想を下回ったことで長期金利が低下し、株式市場には買い安心感が広がった。またナスダックは一時年初来高値を達成した。


・NYダウ（11/22）
35,273.03（+184.74）
・ナスダック
14,265.86（+65.88）
・S&P500
4,556.62（+18.43）
・SOX指数
3,744.96（+12.16）
・CME日経平均先物
33,730.00（11/22:日経終値比+278円）
※執筆時（8：00）


－【重要指標】－
●日経平均株価
PER：14.84倍（先進国平均：約19倍）まだ割安水準
PBR： 1.32倍（先進国平均：約2.9倍）
配当利回り：1.95％　

●騰落レシオ（25日）：110.40％　（120％以上になると過熱感が意識される）
●空売り比率：40.5％
●日経平均ボラティリティー・インデックス：17.37（通常は20～30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒）

－【前営業日（11/22）のおさらい】－
注目の米エヌビディアの決算発表は市場予想をやや上回ったものの、半導体銘柄には先回りした買いが入っていたことで、材料出尽くしにより軟調に始まった。しかし、149円台半ばまでドル円が円安に戻していることや、ガザ地区で4日間の休戦のニュースが伝わると、市場環境が改善するとの期待感から買い戻しや押し目買いを誘い、日経平均はプラス圏で推移した。

日経平均株価：33,451.83（+97.69）
TOPIX　 　　： 2,378.19（+10.40)
グロース250 ： 　713.10（-10.16）
東証プライム売買代金：3兆579億円
値上がり1077／値下がり524／変わらず58
グロース売買代金：1,513億円

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【今週の重要スケジュール】

11月24日（金）
日　10月全国消費者物価指数・CPI（8：30）
市場予想：コア前年比+3.0％
※上回ると物価高が鮮明に

米　製造業PMI（23：45）
市場予想：50.0
米　非製造業PMI（23：45）
市場予想：50.6
※下回ると景気減速から金利低下材料に