株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

(一社) 人工知能学会:18801(公社)日本証券アナリスト協会:01159

あすなろ投資顧問

2016-07-15 08:30:00

あすなろ相場展望

【 加藤の相場展望 】 「政策期待がもたらす連日高」

【7/15】加藤の相場展望 〜政策期待がもたらす連日高〜

おはようございます。

平素よりあすなろ投資顧問をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
本日の相場展望を下記にてご覧いただけます。


■ MENU ―――――――――

┣【1】本日の市況 

┣【2】本日の市場スケジュール

┣【3】決算・個別材料情報 

┣【4】自社株買い 

┣【5】市場変更・株式分割・信用規制

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■【1】本日の相場展望 〜LINEがNY上場で人気化〜
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 本日も日経平均は堅調推移を予想。3連休前に伴うポジション調整も考えられますが、日・英・欧の金融緩和期待を背景に円安株高の流れは持続すると見ています。日本市場は「任天堂祭り」に加え、「LINE祭り」が重なることで活況が予想されます。これに乗じてLINE関連株、IPO関連株が動いてくることも考えられますね。

・米国株は主要3指数が揃って上昇。ダウ、S&Pは最高値更新
・英国の政策金利は据え置き、ポンド高、8月の金融緩和を強く示唆
・中国の主要経済指標は要注目!

 為替市場は日本のヘリコプターマネー政策導入の思惑からドル高が継続、英国の金融緩和期待も相まって、ドル円は一時106円に迫る勢いも見られました。また、LINEが日本に先駆けてNY上場を果たし、初値は42ドルで公開価格からは28%高と人気化、日米で1,300億円の調達を見込んでいます。

 米国の景気、株高から日本株も一段高期待が持てそうです。目下の懸念は本日発表の中国景気指標の発表があります。中国4-6月期GDP、今後を占う固定資産投資は中国の株式市場・不動産市場の足元を確認する意味でも押さえておく必要がありそうです。

 現在の株高は米国の景況感と当面の利上げ見通しが薄いことによるものと思われます。日本の追加緩和を市場が織り込みにいっており、その規模や範囲の拡大に期待が高まっていることを肝に銘じて取り組んでいきましょう。

それでは、本日もよろしくお願いします!


■【2】本日の市場スケジュール
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<国内>


<海外>
中国6月鉱工業生産(11:00)
中国6月小売売上高(11:00)
中国6月固定資産投資(11:00)
中国4-6月期GDP(11:00)
アジア欧州会議(ASEM)首脳会議(ウランバートル 〜16日)
米6月小売売上高(21:30)
米6月消費者物価指数(21:30)
米7月NY連銀製造業景気指数(21:30)
米6月鉱工業生産・設備稼働率(22:15)
米5月企業在庫(23:00)
米7月ミシガン大学消費者信頼感指数(23:00)


■【3】決算・個別材料情報
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【決算関連】

《本日発表企業》25社
ブロンコビリー(3091)、テイツー(7610)、中本バックス(7811)、三益半導体(8155)、・・・など

・TOKYO BASE(3415)−17年2月期第1四半期(3-5月)の経常利益(非連結)は前年同期比88.0%増の2.2億円に拡大し、通期計画の8.9億円に対する進捗率は前年同期の18.1%を上回る24.6%に達した。

・ヴィレッジヴァンガード(2769)−16年5月期の連結最終損益は43.5億円の赤字(前の期は0.6億円の黒字)に転落したが、17年5月期は0.1億円の黒字に浮上する見通し。

・ロゼッタ(6182)−17年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比47.9%増の7100万円に拡大し、3-8月期(上期)計画の1億円に対する進捗率は71.0%に達し、さらに前年同期の51.6%も上回った。

・ヨシムラ・フードHD(2884)− 上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の3.6億円→4億円(前期は3.2億円)に13.0%上方修正、増益率が10.4%増→24.7%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

・エプコ(2311)−16年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常損益を従来予想の2800万円の黒字→1億1500万円の黒字(前年同期は300万円の赤字)に4.1倍上方修正。

・キャンドゥ(2698)−16年11月期第2四半期累計(15年12月-16年5月)の連結経常利益は前年同期比47.0%増の12.8億円に拡大し、従来予想の10.9億円を上回って着地。通期計画の19億円に対する進捗率は67.4%に達し、さらに5年平均の59.9%も上回った。

・文教堂GHD(9978)−16年8月期第3四半期累計(15年9月-16年5月)の連結経常損益は7100万円の黒字(前年同期は9200万円の赤字)に浮上。


【個別材料】
・ハウスドゥ(3457)−収益・事業不動産販売専用のポータルサイト「収益Do!」をオープン。

・ビジョン(9416)−同社が提供する「NINJA WiFi」を利用する訪日外国人旅行者向けにフリーペーパー「NINJA WiFi Travel Guide “SHINOBI”」を創刊すると発表。9月上旬より配布を開始。

・ディップ(2379)−一昨日に決算を発表、好決算ながら業績期待の高い銘柄。岩井コスモ証券では目標株価を3500円に引き上げ、今期業績は会社計画を上回ると予想。


■【4】自社株買い・公募増資
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・一六堂(3366)−発行済み株式数(自社株を除く)の4.92%にあたる47万株(金額で1.7億円)を上限に自社株買いを実施する。

・ドトール(3087)−発行済み株式数(自社株を除く)の1.45%にあたる70万株(金額で12.9億円)を上限に、15日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は14日終値の1,847円)を実施する。


■【5】市場変更・株式分割・信用規制解除
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【市場変更】
・LINE(3938)−本日付で東証1部新規上場。主幹事は野村證券。公開価格は3,300円。事業内容はモバイルメッセンジャー・アプリケーション「LINE」によるコミュニケーション、コンテンツ、広告などのサービスを提供するLINEビジネス・ポータル事業。

【株式分割】
本日はありません。

【信用規制解除】
ウインテスト(6721)−東証が14日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。

ソフトフロント(2321)−同上。7/12売買分から。

日本ラッド(4736)−同上。7/12売買分から。

【信用規制銘柄】
ソフトブレーン(4779)−東証と日証金が7月12日売買分から信用取引に関する規制を実施。信用取引による新規の売付け及び買付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする。

ネクストウェア(4814)−同上。7/11売買分から。

インスペック(6656)−同上。7/11売買分から。

マルコ(9980)−同上。7/7売買分から。

モブキャスト(3664)−東証と日証金が6月24日売買分から信用取引に関する臨時措置を強化する。東証は委託保証金率を現行の50%以上(うち現金を20%以上)→70%以上(うち現金を40%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の50%(うち現金を20%)→70%(うち現金を40%)とする。


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