11月相場の勝率は高いと10月のコラムで伝えたが、想定通りの強い展開となっている。10月の調整局面で、私を信じて買い向かった方は、今頃、利食いのタイミングを窺っているころであろう。利食いのタイミングは以下に記すので参考にするように！

堅調な11月相場を演出しているのは海外投資家で、先週、東証から発表された投資部門別の売買状況（11月13日～11月17日）によると、海外投資家による日本の現物株の売買は、3629億円の大幅買い越しとなった。

一方、個人投資家は、3週連続の売り越しとなり、逆張り姿勢が鮮明となった。

・海外投資家　＋ 3629億円（+ 783億円）　4週連続買い越し

・個人投資家 － 5722億円（-2545億円） 3週連続の売り越し

※カッコは前週の動向


日経平均は11/20に33年ぶりの高値を更新しており、11月第4週も海外投資家は買い越している可能性が高い。

東証の市場シェアの約7割を握るといわれる海外投資家が４週連続で買い越した週の終値を合算して単純平均を算出したので、仕込んだレベル感として参考にしてほしい。

参考：
10/27終値：30991.69円
11/2終値：31949.89円
11/10終値：32568.11円
11/17終値：33585.20円

★単純平均32273.72円

参考値として、海外投資家は11/17までの4週で32273.72円レベルで仕込んでいる計算になる。

上述したように個人投資家は11月に入りキャッシュポジションを高めており、日経平均が節目の34000円で、売り買い交錯することなく通過するようであれば、乗り遅れまいとする買いが入り、買いが買い及ぶ好循環相場に発展する可能性がある。

個人投資家はイケイケ相場になると飛び乗ってしまう傾向があるが、あすなろ会員様には、飛び乗る前に仕込んでいただき、海外投資家が利食い売りを出すレベルでは利食い売りで対応していただきたい。

その為には、海外投資家が仕込んだレベル感（32273.72円）が必要であり、利食いを出すレベル感を知っておく必要がある。

私は、年内35000円もあると思っているが、目先としては、テクニカル指標の1つであるボリンジャバンドの+2σ（執筆時：34344.26円）前後が海外投資家の利食い売りが出やすいレベルと見ている。

好循環相場が訪れる前に、やるべき事はただ一つ、膨らんだキャッシュポジションを株式市場に戻すことだ。

全力で買い向かう必要はないが、日経平均が34000円から上放れすると仮定した軽めのポジションを今から作っていただきたい。


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　Wのウォッチ銘柄
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小幅な陽線が目立つ銘柄2選
・日本ナレッジ（5252）
・GMOペパボ（3633）

2年スパンで見れば底値圏とみる
・ブロードバンドセキュリティ（4398）

三角持ち合い形成中、3725円超えたら上振れ開始とみる
・構造計画研究所（4748）

株価2000円が固まった印象あり
・エフアンドエム（4771）

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　Wのコラムで紹介した銘柄
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・ペルセウスプロテオミクス（4882）
4/17の紹介から株価２倍超達成！
現水準は日計りを意識
5日線で拾えた方、おめでとう！

・オキサイド（6521）
本日14.89％UP！
韓国 KOPTI と光学部品開発での提携を引き続き好感。
株価は200日線を短期で捉えたため一部利食いが吉と見る

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　単発スポット動向
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・緊急即日公開銘柄2023[第19弾]
公開後高値更新！
200日線突破となれば上昇加速を予想！