【★日経平均見通し★】
手掛かり材料難から方向感に乏しい展開が予想されるものの、中間配当金の再投資によって、下値は押し目買いが支えると思われる。

【米国株】
米国市場は方向感に欠けて小幅安！
今週はパウエル議長をはじめFRB高官の発言機会があること、また7-9月期実質GDP（改定値）や個人消費支出（PCE)の経済指標を控えていることで手控え気分が強い展開。ダウは8月の年初来高値（35,630ドル）を目前に利益確定売りに押されたが、ブラックフライデーやサイバーマンデーの販売額が過去最高と報じられたことで、底堅い展開になった。


・NYダウ
35,333.47（-56.68）
・ナスダック
14,241.02（-9.83）
・S&P500
4,550.43（-8.91）
・SOX指数
3,739.31（-8.61）
・CME日経平均先物
33,520.00（11/27:日経終値比+72円）
※執筆時（8：00）


－【重要指標】－
●日経平均株価
PER：14.87倍（先進国平均：約19倍）まだ割安水準
PBR： 1.32倍（先進国平均：約2.9倍）
配当利回り：1.95％　

●騰落レシオ（25日）：113.64％　（120％以上になると過熱感が意識される）
●空売り比率：42.0％
●日経平均ボラティリティー・インデックス：17.36（通常は20～30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒）

－【前営業日（11/27）のおさらい】－
日経平均は3営業日ぶりに反落！
先週末のNYダウ高で買い優勢で始まるものの、ナスダックは小幅安で終わったことで買い一巡後は積極的な買いは続かなかった。その後は方向感に乏しい中、大引けにかけてジリ安で推移した。

日経平均株価：33,447.67（-117.86）
TOPIX　 　　： 2,381.76（-9.18)
グロース250 ： 　712.83（-4.16）
東証プライム売買代金：3兆1,053億円
値上がり631／値下がり973／変わらず55
グロース売買代金：1,213億円

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【今週の重要スケジュール】

11月29日（火）
米　消費者信頼感指数（24：00）
市場予想：101.0
※下回ると好景気に陰りか？

米　7-9月期実質GDP・改定値（22：30）
市場予想：5.0％
※下回ると好景気に陰りか？

11月30日（木）
米　10月個人消費支出・PCEコアデフレータ（22：30）
市場予想：前年比3.5％、前月比0.2％
※下回ると好景気に陰りか？
米　シカゴ購買部協会景気指数・PMI（23：45）
市場予想：45.0
※下回ると景気減速から金利低下要因に

12月1日（金）
米　11月ISM製造業景況指数（24：00）
市場予想：47.7
※下回ると景気減速から金利低下要因に

パウエルFRB議長　発言（25：00）