【今日の国内相場】

米株式市場はダウは4日続伸、ナスダックも3日ぶりに反発！、
11月のISM製造業PMIが市場予想を下回った事やパウエルFRB議長の講演でのややハト派的な発言内容から、米長期金利が低下し、日米金利縮小から為替も146円台後半へと円高が進行した。

日本株市場は方向感が定まらない小動きの相場展開が続いているが、今週は8日の「11月雇用統計」「メジャーSQ」が注目材料となろう。FRBの金融引き締めが景気減速を示す指標として出始めており、金利低下による日米の金利縮小で円高になりやすいことが懸念材料と考える。

本日は円高により輸出関連株が上値は抑える展開になると思われ、日経平均株価は狭いレンジ内での動きが予想される。グロース株にとっては好材料と思われ、中小型株物色が期待される。


【主要指数（12/4）】

■国内指数

日経平均株価　　：33,431.51（-55.38）
TOPIX　 　　　 ： 2,382.52 （+7.59)
グロース250指数 ： 　700.75（-15.90）

■海外指数

NYダウ　　　　　：36,245.50（+294.61）
ナスダック　　　：14,305.03 （+78.81）
S&P500　　　　　： 4,594.63 （+26.83）



【アナリストコメント】

先週末の日経平均は小反落！
米国市場は520ドル高で年初来高値を更新したものの、ナスダックやSOX指数の下落を受けて、値がさの半導体関連株が下落した。しかし、為替が円安に振れたことで自動車株が物色され、日経平均株価は33,500円を挟んでの一進一退となった。


【今週の重要スケジュール】

12月6日（水）
米　11月ISM非製造業景況指数（24：00）
※市場予想（52.3）を下回ると、景気減速懸念

米　ADP雇用統計（22：15）
※市場予想　12.0万人を下回ると、景気減速懸念

12月8日（金）
メジャーSQ

米　雇用統計・非農業部門雇用者数（22：30）
※市場予想　20万2000人を下回ると、好景気