国内株式概況

　 　
本日の、国内株式市場は、米国株式市場が大幅安だったことに加え、寄り前に発表された、9月の鉱工業生産が前月比+0.2％と、事前予想の+2.0％を下回ったことから、売りが先行して始まった。
その後は、ＴＯＰＩＸの浮動株の指数化を控え神経質な展開。

日経平均株価は、前日比、70.54円安の、13346.54円と反落。
ＴＯＰＩＸも、前日比、4.00ポイント安の、1419.84ポイントの、こちらも反落。
前日に過去最低となった、ＮＴ倍率は、9.40倍と本日も低下した。

業種別指数は、33業種中、15業種が上昇。
帝石（1601）・国際石油（1604）・石油資源（1662）の鉱業が値上がり率1位。
黒田電気（7517）・トーメン（8003）・三菱商事（8058）の卸売業が同2位。
三井倉（9302）・住友倉（9303）の倉庫・運輸関連が同3位。
精密機器、情報・通信業、機械も高い。

半面、日本興亜（8754）・ミレア（8766）・Ｔ＆Ｄ（8795）の保険業が値下がり率1位。
東電（9501）・中部電（9502）・関西電（9503）の電気・ガス業が同2位。
クレセゾン（8253）・アイフル（8515）・武富士（8564）のその他金融が同3位。
ガラス・土石製品、銀行業、パルプ・紙も安い。

個別銘柄では、業績上方修正で繰延損失も解消見込みの、ヤマウ（5284）/343円（+80円）がストップ高比例配分。
午後2時に業績の黒字転換を発表した、アピヤマダ（6300）/349円（+61円）が急伸。
午前11時に業績上方修正を発表した、日建工学（9767）/254円（+39円）も後場から買われた。
大和総研が新規に「レーティング・強気」でカバーした、コネクト（3736）/732000円（+94000円）も一時ストップ高。

半面、業績を下方修正した、プロミス（8574）/7320円（-530円）が大幅安。
武富士（8564）/7990円（-210円）、アコム（8572）/7630円（-170円）などの消費者金融銘柄も安い。
業績下方修正で赤字となる、東光（6801）/334円（-19円）は売られた。


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