全体相場の方向性が上向けば、個別株のパフォーマンスは後から付いてくる
本日は弊社の読みどおり、日経平均とTOPIXが小甘い展開となる一方で、グロース250指数はプラス圏を維持しました。
投資情報を配信するベンダーやラジオ番組では、急に「グロース株優勢」とのコメントや指摘が目立ち始め、弊社がご指摘した、「クラウドコンピューティング」が相場の柱となる可能性アリ、という見解を裏付けるように、ある投資ベンダーの注目テーマランキングでは、トップ30位の中で、「クラウドコンピューティング」が10位にランキングされています。
「セールスフォース関連」とか「政府クラウド関連」などというキーワードも目に付きます。
全体フォローや当コラムでご紹介申し上げたとおりです。
https://1376partners.com/user/content_page/20481
https://1376partners.com/user/content_page/20482
本日の業種別株価指数では、「輸送用機器」の下げが2%超と突出しており、期待先行で買われてきた自動車関連株の下げが目立ちました。
やはり、大企業製造業、中でも半導体関連全般や電気機器全般、さらには自動車関連全般に関しては、中国の景気後退の影響で、在庫調整の底入れタイミングが、当初の10月~12月という見込みが、ジャスト3か月後ろズレしたものと考えられます。
一方で、厳密に言えば非製造業に該当しなくとも、DX/ITソリューション関連全般を手掛ける「サービス業」が多い、中小型成長株群の「情報・通信関連」は、不相応なほどに売り込まれた10月相場の反動もあり、今後も切り返し基調が継続するものと見ます。
こうした動きは、あくまでも「全体感」に過ぎませんが、「全体感」の方向性が定まってくれば、個別銘柄の動きもそれに追従しやすくなるわけで、会員様各位が保有されている中小型成長株群全般は、切り返しのタイミングと上昇速度は異なるとしても、徐々に、順番に、底上げから【逆襲】局面へと進んでくるものと思われます。
そうしているうちに、来年初頭にはいよいよ、景気敏感セクターの筆頭である機械セクターや、半導体関連全般、ハイテク電気機器、自動車関連全般等が再度相場の牽引役となって、日経平均が35000円を目指す展開が期待されるワケです。
12月8日は今年最後のメジャーSQですが、【12月のSQ値は11月末終値を上回るものと予想】します。
さらに、【12月SQ後に日経平均が一時的に下落調整すれば、12月末終値が12月SQ値を上回る可能性アリ】と見ている点にも変更はありません。
年内は中小型成長株群優勢⇒来年年初からは主力級大型株群が上値を追い⇒負けじと中小型成長株群が食らいつく形でレンジを切り上げる、という好循環物色が想定されます。
「全体感」がこのような想定どおりに進めば、中小型成長株群個別銘柄のパフォーマンスも大きく改善する事が期待されましょう。
今週も、「常に強気、いつも冷静」なスタンスでまいりましょう。
執筆:木村泰章
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個人的に注目している銘柄
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◆ソーバル(2186)
◆バルテス・ホールディングス(4442)
◆共和コーポ(6570)
◆コンフインタ(7374)
次なる【逆襲候補セクター】として注目しているのはゲーム関連全般。
ソフトやハードそのものよりも、どちらかと言えば、周辺サービスにこそ妙味アリと見ます。
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私のコラムで紹介した銘柄
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◆新日本科学(2395)
11月20日に1600円どころでご紹介しました。本日は25日移動平均線を上抜けて1700円台に進んでいます。
おめでとうございます!
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単発スポット銘柄の見解
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◆≪緊急即日公開銘柄2023[第11弾]≫
本日も大幅高で【逆襲中】。
投資情報ベンダーでも注目銘柄として取り上げられた模様です。
◆≪木村のザ・カリナンダイヤ銘柄≫
良い意味での値ブレの大きさが、同社株の人気が継続している事の証でありましょう。良い所仕込めたら、先日の高値くらいの水準に指値で利食い売りを出しておきましょう。
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