ウシオ電機（6925）
液晶・半導体向け光学装置などの産業用ランプを製造。
12/13に半導体製造装置メーカーの米アプライド・マテリアルズと戦略的バートナーシップを締結したことを発表。AIに求められる最先端の半導体基板向けに設計された露光装置を共同で市場に提供するとのこと。株価は発表後に急伸した後、本日も調整が続いているが、出来高の細ぼりからも売り物が枯れてきている可能性があると見て押し目買い候補で注目しておきたい。

アカツキ（3932）
スマホゲーム「ドラゴンボールZ」「ドッカンバトル」などを開発。
昨日はソニーグループ（6758）、コーエーテクモHD（3635）の2社間でそれぞれ資本業務提携することを発表。ソニーとはモバイルゲームの海外市場展開や新たなIP、コンテンツの共同制作、開発などで協業。また、コーエーテクモとは既に進捗しているゲームプロジェクトに加え、マルチデバイス次世代運営型ゲームの開発・運用やグローバル展開、新たなIPやコンテンツなどで協業する模様。どちらも事業シナジーが期待される内容だ。前場はストップ高となり一気に年初来高値を更新し目立つ存在に。

ITbookホールディングス（1447）
地盤調査改良や官公庁向けITコンサルを手掛ける。
地盤調査改良は北信越や南九州地域の営業を強化しており、台湾TSMCの進出で賑わう地域での需要期待がある。また、昨日はAI活用の地盤改良工事関連の特許を取得したことを発表。将来的には外販も視野に入れ、人手不足等の業界が抱える課題の解決を目指しているようだ。前場は出来高を伴い窓開け大幅高。12月に入り売り込まれていたため戻り売りも多く見られるが、売り一巡後は押し目を拾う動きに注目。