壮大なテーマに挑んでしまったなぁと、正直なところちょっとビクついておりますが、おそらく、あすなろ独自の視点であろうと考えますので、ひるまずにご紹介しようと思います。

会員様各位も過去に、「CES」という言葉を耳にした、目にしたご経験がある事でしょう。
毎年1月に米国ネバダ州ラスベガスで開催される世界最大級のテクノロジー見本市です。
業界向けの見本市で一般公開はされていないのですが、展示会には多くの新製品が出品され、ハイテク業界全般の将来的な行方を占う事にもつながる事から、市場関係者の間でも古くから注目されていた大きなイベントです。
今年の開催は日本時間の1月10～12日予定です。

イベントのメインと目されているのは、生成AI（人工知能）や現実と仮想世界をつなぐXR（クロスリアリティー）などの最新技術で、日本企業もシャープ、村田製作所、ホンダ、ブリジストン、三菱電機、パイオニア、小糸製作所などの大企業だけではなく、スタートアップステージのベンチャー企業も数多く出展しています。

新たなテクノロジーと言うと、時節柄、どうしても「生成AI」ばかりを連想してしまいがちですが、個人的には、やや違った視点で、異なる業種に注目しています。

私が個人的に注目しているのは、CESで登壇スピーチを行う人達のリスト。
まず、日本人スピーカー陣を探してみると、今年はちょっと面白い事に気付きました。
「3人のHIRO」です（敬称略）。

・Hiro Iwanaga：Co-Founder and CEO, Talus Renewables
・Hiroki Koga：Co-Founder and CEO, Oishii
・Hiro Tanaka：Founder & CEO / SKS JAPAN Founder, UnlocX

御三方の詳しい講演内容は割愛させていただきますが、「共通ワード」と目されるのは食（Food）と農業（Agriculture）に関する「新技術」です。
はい、いわゆる「フードテック」と認識して宜しいでしょう。
Hiro Tanaka氏は、日本のフードテック提唱の第一人者として有名です。

この「フードテック」、実は農林水産省をはじめとして、政策面の後押しも受けており、令和2年10月には産学官連携による「フードテック官民協議会」が設立され、会員の所属組織（企業・団体等）は昨年11月1日時点で569団体に及んでいます。
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/sosyutu/attach/pdf/list.pdf）
出典：農林水産省HP

Part.1/2の関連参考銘柄としては、「フードテック」を活用した技術の事業化における実証支援や、実証した成果の横展開を行う「フードテックビジネス実証支援事業」を農水省から受託しているパソナグループ（2168）を挙げておきます。
Part.2/2では、更に突っ込んで、関連参考企業を多数ご紹介しようと思いますので、お楽しみに。



執筆：木村泰章

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　個人的に注目している銘柄
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明日のPart.2/2で、フードテック関連銘柄を多数ご紹介する予定です。
お見逃しなく！

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　私のコラムで紹介した銘柄
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◆ブルボン（2208）12/26紹介。
既に100円値上がりしています。
これは「フードテック」じゃないと思いますが。。。

◆ARアドバンスト（5578）12/15紹介。
もう600円超も値上がりしてます。
本日は一時2600円台の後半まで買われる場面も。

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　単発スポット銘柄の見解
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◆≪木村のレッドダイヤモンド銘柄-PREMIUM-≫
出来高も急増し、いわゆる、売りが「枯れる」局面入りしたものと見ます。
来週も【逆襲】が継続するものと見ます。