株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

(一社) 人工知能学会:18801(公社)日本証券アナリスト協会:01159

あすなろ投資顧問

2016-07-25 08:30:00

あすなろ相場展望

【 加藤の相場展望 】 「G20で各国の政策総動員を確認」


【7/25】加藤の相場展望

〜毎朝確認したい厳選お役立ち情報をお知らせ〜


おはようございます。

平素よりあすなろ投資顧問をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
本日の相場展望を下記にてご覧いただけます。


■ MENU ―――――――――

┣【1】本日の市況 

┣【2】本日の市場スケジュール

┣【3】決算・個別材料情報 

┣【4】自社株買い 

┣【5】市場変更・株式分割・信用規制

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■【1】本日の相場展望 〜今週はイベント・企業決算が盛り沢山〜
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 今週の日本株は総じて政策イベントや企業決算をにらみ、材料に連動しながら強含むと予想します。米国市場でも好決算発表企業に買いが集まり、S&P指数は再び最高値更新。一方で期待感が先行した任天堂株のADRはあまりの過熱感を危惧したIRが出て売られた。日本株も一時の「祭り」状態から、現実的な企業業績に目線が移ってくると思われます。

・今週は米FOMC、日銀会合の他に、約900社が決算発表予定
・週末のG20で改めて各国が政策総動員で経済の下振れリスクに対応
・米国債に偏っていたリスクオンマネーが次の株価押し上げ要因に

 やや円高に振れていた為替が再び106円台を固めてきていることからも、株式市場は底堅い展開となりそうです。日銀の追加緩和期待を相当分織り込んできているとみられますが、G20で各国の財政出動や追加緩和を後押しする内容が確認されたことは、日銀としても動きやすくなったと言えそうです。

 為替市場ではG20声明文は材料視されておらず、定石どおり、主要イベントを控える中で動きづらい地合いが想定されます。米国同様に良好な業績発表企業には積極的な買いが入り、全体を押し上げるのでしょう。

 また、気になる「任天堂祭り」ですが、ボラティリティが高まっているため、特に「ポケモンGO」と直接関係のない関連銘柄は任天堂と一緒に連れ安する可能性が高いと言えるでしょう。安易なナンピン買いは大やけどを負うこともありますのでご注意ください。

 繰り返しになりますが、今後は好決算企業はもちろん、先週末に動意づいた政策期待銘柄が物色されやすいと思われます。売買高を注視して、日銀会合をにらんだポジションに軸足を移していきましょう。

それでは、本日もよろしくお願いします!


■【2】本日の市場スケジュール
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<国内>
6月貿易統計(8:50)

<海外>
G20財務大臣・中央銀行総裁会議(中国四川省成都、7/23〜7/24)
独7月Ifo景況感指数(17:00)
米2年国債入札
米7月ダラス連銀製造業活動指数(23:30)
米大統領選挙民主党全国大会で党候補を正式指名(〜7/28)


■【3】決算・個別材料情報
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【決算関連】

《本日発表企業》29社
JSR(4185)、NSW(9739)、コーエーテクモ(3635)、コクヨ(7984)、タカラレーベン(8897)、信越ポリマー(7970)、鉱研工業(6297)、メルコHD(6676)、コムチュア(3844)・・・

・富士通ゼネラル(6755)−17年3月期1Qの連結営業利益は前年同期比39.8%増の92.4億円に拡大。併せて、上期の同利益を従来予想の75億円→105億円(前年同期は102億円)に40.0%上方修正し、一転して2.1%増益見通し。

・オプテックスFA(6661)−16年12月期2Qの連結経常利益を従来予想の1億円→1.6億円(前年同期は1.2億円)に60.0%上方修正し、一転して32.2%増益見通し。

・東京製鐵(5423)−17年3月期1Qの経常利益(非連結)は前年同期比40.4%減の26.1億円。しかしながら、併せて上期の同利益を従来予想の45億円→50億円(前年同期は74.2億円)に11.1%上方修正し、減益率が39.4%減→32.6%減に縮小する見通し。

・川岸工業(5921)−16年9月期の経常利益(非連結)を従来予想の17.5億円→21.5億円(前期は7.2億円)に22.9%上方修正し、増益率が2.4倍→3.0倍に拡大する見通し。業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の8円→12円(前期は8円)に大幅増額修正した。

・JIEC(4291)−17年3月期1Qの経常利益(非連結)は前年同期比12.9%増の3.1億円に伸び、上期計画の5.5億円に対する進捗率は57.1%に達し、5年平均の46.5%も上回った。


【個別材料】
・バルニバービ(3418)−日本エスコン(8892)とJR大津駅リニューアルのキーテナントである
簡易宿泊施設「カレンダーホテル」に関する業務提携予約契約を締結。

・メディカル・データ・ビジョン(3902)−経済産業省が実施する委託事業「IoT推進のための新産業モデル創出基盤整備事業(企業保険者等が有する個人の健康・医療情報を活用した行動変容促進事業)」に医療データ利活用のノウハウや知見をもつ企業として参画すると発表。

・エレコム(6750)−モバイル用バッテリーを手掛けるエレコム(6750)とHamee(3134)が新値追いの展開。また、FDK(6955)、アイ・オー・データ機器(6916)はストップ高まで買われ年初来高値を更新。「ポケモンGO」の国内配信が開始されたことをきっかけに電池関連への関心が高まっている。このゲームはスマートフォンの全地球測位システム(GPS)の位置情報を使うことから電池の消耗が激しいといわれており、スマホ向け緊急充電用電池を手掛ける同社に思惑買いが流入している。

・ショーケース・ティービー(3909)−不正ログイン対策ツールの開発・提供する米キャピー社(デラウェア州)との業務提携を発表。


■【4】自社株買い・公募増資
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・サカイオーベックス(3408)−発行済み株式数(自社株を除く)の1.6%にあたる100万株
(金額で2億円)を上限に自社株買いを実施。期間は8/1〜12/28まで。


■【5】市場変更・株式分割・信用規制解除
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【市場変更】
本日はありません。

【株式分割】
本日はありません。

【信用規制解除】
モブキャスト(3664)−東証が25日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を70%以上
[うち現金40%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。

インスペック(6656)−東証が25日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上
[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。

マルコ(9980)−同上。7/20売買分から。

ウインテスト(6721)−同上。7/14売買分から。

ソフトフロント(2321)−同上。7/12売買分から。

日本ラッド(4736)−東証が12日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を70%以上
[うち現金40%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。

【信用規制銘柄】
AppBank(6177)−東証と日証金が7月25日売買分から信用取引に関する規制を実施。
信用取引による新規の売付け及び買付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする。

サノヤスHD(7200)−東証と日証金が7月25日売買分から信用取引に関する臨時措置を強化する。
東証は委託保証金率を現行の50%以上(うち現金を20%以上)→70%以上(うち現金を40%以上)に、
日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の50%(うち現金を20%)→70%(うち現金を40%)とする。

ソフトブレーン(4779)−東証と日証金が7月12日売買分から信用取引に関する規制を実施。
信用取引による新規の売付け及び買付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする。

ネクストウェア(4814)−同上。7/11売買分から。


【7/26】加藤の相場展望

〜毎朝確認したい厳選お役立ち情報をお知らせ〜


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本日の相場展望を下記にてご覧いただけます。


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┣【2】本日の市場スケジュール

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■【1】本日の相場展望 〜膠着感が強まり中小型株が堅調〜
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 本日の日経平均は米株安と円高が重石となり、弱含む展開になりそうです。さすがの米国市場も上値を抑えられ煮詰まり感が出てきており、今晩のFOMCを控えて動きづらいご様子。日本株も騰落レシオが「買われ過ぎ」の過熱感が冷めておらず、75日線の16,300円水準までの調整は強いられる可能性があります。

・日本株は主要企業の決算が出始め、年初に盛り上がったテーマに再び目が向く可能性
・米市場は原油安を受けたエネルギー株が揃って下落、視線がリスク面に戻る
・今晩から明日にかけてはFOMCをにらんだ膠着感が強まる

 足元の日本株全体としては主力株の上昇がある程度一巡してきたことから、再び中小型株が物色されつつあります。本日から金融業や製造業の決算も続々と発表され、先の相場で盛り上がったテーマに再度注目が集まる可能性があります。「自動運転」や「フィンテック」、「有機EL」、「VR・AR」、「IoT」など、これらに関連する電子部品やITの業界をリードする企業決算は押さえておくべきでしょう。

 また、企業決算にあわせて資本政策を発表する企業が増加してきています。昨日は週末に決算発表で通期見通しを上方修正したほか、株式分割を発表したモバイルファクトリー(3912)がストップ高まで買われるなど、個別株の材料を好感する動きも出ています。

 「ポケモン祭り」の影に隠れていた材料株を再度見直す動きが鮮明になってくる可能性をふまえ、市場材料にも目を向けていきましょう。昨日の材料は【3】決算・個別材料情報をご参考ください。

それでは、本日もよろしくお願いします!


■【2】本日の市場スケジュール
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<国内>
6月企業向けサービス価格指数(8:50)
40年国債入札

<海外>
FOMC(〜7/27)
米5月S&Pケース・シラー住宅価格指数(22:00)
米6月新築住宅販売件数(23:00)
米7月リッチモンド連銀製造業指数(23:00)
米7月CB消費者信頼感指数(23:00)
米5年国債入札


■【3】決算・個別材料情報
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【決算関連】

《本日発表企業》37社
キャノン(7751)、日清製粉G(2002)、大京(8840)、コメリ(8218)、信越化学(4063)、オリックス(8591)、JCRファーマ(4552)、エムスリー(2413)・・・

・コクヨ(7984)−16年12月期2Qの連結経常利益は前年同期比16.8%増の114億円に伸びた。
 併せて、通期の同利益を従来予想の141億円→144億円(前期は118億円)に2.1%上方修正し、
 増益率が18.7%増→21.2%増に拡大する見通しとなった。

・メルコHD(6676)−17年3月期1Qの連結経常利益は前年同期比20.2%増の16.9億円に伸び、通期計画の46億円に対する進捗率は36.8%に達した他、自社株買いの実施を発表。

・リード(6982)−17年3月期2Qの最終利益(非連結)を従来予想の1000万円→1億1000万円(前年同期は1億5400万円)に11倍上方修正し、減益率が93.5%減→28.6%減に縮小する見通し。

・大垣共立銀行(8361)−17年3月期2Qの連結経常利益を従来予想の78億円→136億円(前年同期は139億円)に74.4%上方修正し、減益率が44.0%減→2.4%減に縮小する見通し。

【個別材料】
・ラクオリア創薬(4579)−創出した選択的ナトリウムチャネル遮断薬の物質特許の一つアリールアミド誘導体が中国において特許査定を取得したと発表。

・モバイルファクトリー(3912)−2016年12月期2Q決算を発表。経常利益は3.00億円、通期計画に対する進捗率は57.5%。ソーシャルアプリサービス、コンテンツサービスいずれも増加しており、位置ゲームは最高売上を更新している。あわせて配当予想の修正のほか、9月30日を基準日として10月1日からの株式分割(1→2株)を発表。


■【4】自社株買い・公募増資
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・JSR(4185)−発行済み株式数(自社株を除く)の1.39%にあたる312.5万株
(金額で50億円)を上限に自社株買いを実施。期間は7/26〜来年7/25まで。

・メルコHD(6676)−発行済み株式数(自社株を除く)の15.61%にあたる300万株
(金額で80億円)を上限に自社株買いを実施。期間は7/26〜9/23まで。

・山陰合同銀行(8381)−発行済み株式数(自社株を除く)の0.94%にあたる150万株
(金額で12億円)を上限に自社株買いを実施。期間は8/1〜8/19まで。

・東洋電機製造(6505)−発行済み株式数(自社株を除く)の2.07%にあたる100万株
(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施。期間は7/26〜9/21まで。


■【5】市場変更・株式分割・信用規制解除
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【市場変更】
デザインワン・ジャパン(6048)−8/12付で東証1部または2部へ市場変更。

【株式分割】
BML(4694)−8/31を基準日に9/1付で1株→2株の株式分割。

ゴルフ・ドゥ(3032)−8/31を基準日に9/1付で1株→2株の株式分割。

【信用規制解除】
モブキャスト(3664)−東証が25日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を70%以上
[うち現金40%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。

インスペック(6656)−東証が25日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上
[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。

マルコ(9980)−同上。7/20売買

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