【 加藤の相場展望 】 「FOMCは足腰の強さ確認で金融政策維持」
【7/28】加藤の相場展望
〜毎朝確認したい厳選お役立ち情報をお知らせ〜
おはようございます。
平素よりあすなろ投資顧問をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
本日の相場展望を下記にてご覧いただけます。
■ MENU ―――――――――
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┣【1】本日の相場展望
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┣【2】本日の市場スケジュール
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┣【3】決算・個別材料情報
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┣【4】自社株買い
┃
┣【5】市場変更・株式分割・信用規制
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■【1】本日の相場展望 〜情報に翻弄された日本市場〜
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本日の日経平均は米FOMC声明を受けて一進一退の動きになりそう。昨日は議論中の経済対策の内容が情報ベンダーから流され、為替主導で思わぬ乱高下となりました。米FOMCでは米国経済の足腰の強さと短期的なリスクが和らいだことから、注目の利上げ時期などには明確な言及は避けられました。現状維持政策は市場予想どおりでもあり、市場への影響は軽微だったようです。
・本日から明日にかけて日銀金融政策決定会合
・昨日情報が錯綜した政府の経済対策は8/2に閣議決定予定
・FOMCの現状維持からドル高は望みにくいものの、追加緩和期待が相場を下支え
本日も引き続き決算発表企業が223社にのぼるなど、市場の注目は企業業績に関心が集まりそうです。米国ではアップルやフェイスブックなどが決算内容から買われ、ハイテク株が多いNASDAQ指数が独歩高です。日本ではアップル関連銘柄のTDK(6762)や信越化学(4063)などが上昇、大きく出来高を膨らませました。
日銀の追加緩和期待が膨らむ中で、その内容によっては市場予想を下回る場合は失望感から売りにつながる懸念もあります。FOMCで米国の雇用、不動産市況の強さから現状維持政策がとられたように、現状でのドル高は107円台で天井感が出ています。為替の投機筋からすれば売り仕掛けしやすい環境が醸成されつつあり、日銀の手腕が問われる月末を迎えそうです。
本日は「VR関連」の材料が出ている他、追加緩和期待で不動産株などが決算企業とあわせて市場を賑わせる可能性があります。昨日の相場展望でお伝えしたように動きづらい中では、過去のテーマ株物色が個人投資家中心に広がると思われます。ただし、短期的な資金の集まりですので、リスク管理に気をつけてください。
それでは、本日もよろしくお願いします!
■【2】本日の市場スケジュール
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<国内>
日銀金融政策決定会合(〜7/29)
2年国債入札
<海外>
米7年国債入札
米7月カンザスシティ連銀製造業活動(00:00、7/29)
■【3】決算・個別材料情報
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【決算関連】
《本日発表企業》223社
ソフトバンクG(9984)、村田製作所(6981)、花王(4452)、京セラ(6971)、野村HD(8604)、フリークアウト(6094)、ツガミ(6101)、ソフトブレーン(4779)、・・・
・アドバンテスト(6857)−17年3月期1Qの連結税引き前利益は前年同期比2.4倍の61.7億円に急拡大した。併せて、通期の同利益を従来予想の100億円→115億円に15.0%上方修正。
・三井化学(4183)−17年3月期2Qの連結経常利益を従来予想の230億円→400億円(前年同期は411億円)に73.9%上方修正し、減益率が44.2%減→2.9%減に縮小する見通し。
・ソフトバンクテク(4726)−2017年3月期1Q決算を発表。売上高が前年同期比16.0%増の106.71億円、営業利益が同32.6%増の2.38億円、経常利益が同26.5%増の2.34億円、四半期純利益が同69.4%増の1.33億円だった。
・ミスミG(9962)−17年3月期1Qの連結経常利益は前年同期比24.3%増の74.8億円に伸び、上期計画の127億円に対する進捗率は58.9%に達する。
・大日本住友製薬(4506)−17年3月期1Qの連結経常利益は前年同期比2.7倍の126億円に急拡大し、4-9月期(上期)計画の160億円に対する進捗率は79.3%に達し、5年平均の61.0%も上回った。
・宝HD(2531)−17年3月期1Qの連結経常利益は前年同期比88.3%増の19.9億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の40億円に対する進捗率は5年平均の32.7%を上回る50.0%に達した。
・東光高岳(6617)−17年3月期1Qの連結経常損益は10.3億円の黒字(前年同期は3億円の赤字)に浮上し、通期計画の31億円に対する進捗率は33.5%となった。
・タカラバイオ(4974)−17年3月期1Qの連結経常利益は前年同期比3.0倍の6.5億円に急拡大し、4-9月期(上期)計画の8.4億円に対する進捗率は77.4%に達し、5年平均の26.3%も上回った。
・ベリサーブ(3724)−17年3月期1Qの経常利益(非連結)は前年同期比95.5%増の2.6億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の6.7億円に対する進捗率は5年平均の21.8%を上回る39.1%に達した。
【個別材料】
・ハーツユナイテッドG(3676)、CRIミドルウェア(3698)、シリコンスタジオ(3907)
−ソニー・インタラクティブエンタテイメント ジャパンアジアの“China Hero Project”に品質管理パートナーとして参画 。
・スマートバリュー(9417)−モビリティ向けIoTプラットフォーム「クルマツナグプラットフォーム」を2016年8月1日から提供を開始すると発表。
・イー・ガーディアン(6050)−同社のAR対策専門部隊「チームARガーディアン」が、7月22日に配信された「ポケモンGO」のソーシャルリスニングを実施したと発表。
■【4】自社株買い・公募増資
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本日はありません。
■【5】市場変更・株式分割・信用規制解除
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【市場変更】
本日はありません。
【株式分割】
本日はありません。
【信用規制解除】
モブキャスト(3664)−東証が25日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を70%以上
[うち現金40%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
インスペック(6656)−東証が25日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上
[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
マルコ(9980)−同上。7/20売買分から。
ウインテスト(6721)−同上。7/14売買分から。
ソフトフロント(2321)−同上。7/12売買分から。
日本ラッド(4736)−東証が12日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を70%以上
[うち現金40%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
【信用規制銘柄】
モバイルファクトリー(3912)−東証と日証金が7月26日売買分から信用取引に関する規制を実施。
信用取引による新規の売付け及び買付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする。
AppBank(6177)−同上7/25売買分から。
サノヤスHD(7200)−東証と日証金が7月25日売買分から信用取引に関する臨時措置を強化する。
東証は委託保証金率を現行の50%以上(うち現金を20%以上)→70%以上(うち現金を40%以上)に、
日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の50%(うち現金を20%)→70%(うち現金を40%)とする。
ソフトブレーン(4779)−東証と日証金が7月12日売買分から信用取引に関する規制を実施。
信用取引による新規の売付け及び買付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする。
ネクストウェア(4814)−同上。7/11売買分から。
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