株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

(一社) 人工知能学会:18801(公社)日本証券アナリスト協会:01159

あすなろ投資顧問

2024-02-21 17:00:00

アナリスト木村の銘柄研究部

ロイター短観2月調査:想定どおり

ロイター短観の2月調査(調査期間2月6日~16日)によりますと、製造業DIは-1(1月は+6で前月差-7)とマイナスに転換し、
非製造業DIは+26(1月は+29で前月差-3)となりました。
ほぼ想定どおりです。

注目すべき点は下記のとおりです。

・製造業DIの低下は、では、一部国内自動車メーカーの生産停止が輸送用機器のDIの低下につながり、さらには、自動車減産の影響が素材型製造業のDIの低下を招いたものと推察される。
 加えて、中国市場の不調も継続している事が企業コメントでも散見される。

・非製造業DIも低下したものの、卸売業などのDIが低下した一方、情報サービス・情報通信のDIが大きく上昇した為、小幅な低下に留まった。
 情報サービス・情報通信では、IT投資への需要が継続的に高まっており、システム開発投資需要が続くとの企業コメントが見られる。

・3か月先の景況感を予想する先行きDI(5月)は、製造業で+6(2月は-1で2月との差+7)と再びプラスに転じる見通しで、
 非製造業では+23(2月は+26で2月差-3)と小幅な低下が続くと見込まれている。

・先行きDIを業種別に見ると、製造業では素材型製造業や輸送用機器のDIが改善に向かい、電機の底打ちも本格化が見込まれる事から全体DIのプラス転換が予想され、非製造業では情報サービス・情報通信の好調が続く一方、小売が減速して、全体DIは高水準ながら緩やかに低下する事が見込まれている。

まとめましょう。

「非製造業、特に情報・通信サービスの景況感は今後も好調推移が見込まれる」
「製造業、特に自動車関連全般の景況感は4月-6月期が底入れ・改善タイミング」

はい、ほぼ弊社の想定どおりです。
会員様が保有なさられている、DX/AI/クラウド/Saas/業務ソフト/データ解析等を手掛ける情報・通信関連銘柄群は、まだまだ株価上昇/【逆襲】が期待されます。

大企業製造業の景況感が4-6月にも底入れ改善に向かう事を想定して、本日銘柄公開させていただいた【木村泰章の天下一銘柄】も、先回り買いが奏功するものと捉えておりますので、ご期待ください。



執筆:木村泰章

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 個人的に注目している銘柄
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◆ダイニック(3551)
◆共和レザー(3553)
◆クニミネ工業(5388)
◆エーアンドエーマテリアル(5391)
◆放電精密加工研究所(6469)
自動車生産回復の追い風を受けそうな、自動車部材・部品を手掛ける中小型株です。

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 私のコラムで紹介した銘柄
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◆ファーストアカウンティング(5588)
 1月19日のご紹介時からの高値騰落率71.68%。
 上昇トレンドが形成され、ついに昨年10月の高値を上回りました。
◆オプティマス(9268)
 昨年11月21日のご紹介時からの高値騰落率63.49%。
 利確チャンス!

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 単発スポット銘柄の見解
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◆≪木村泰章の天下一銘柄≫
 ご参加いただいた会員様に御礼申し上げます。
 ゆっくり、じっくり、打診買いしていただけたものと存じます。
 今後の自動車のリベンジ生産が追い風となりましょうから、ご期待ください。

◆≪S高メソッド銘柄≫
 株価推移が好調だったがゆえの自然な反動調整局面と見ます。
 ご心配無く。

◆≪【年末ジャンボ2023】あすなろドル箱銘柄-PREMIUM-メガミリオン8倍賞≫
 本日も銘柄公開後の高値を更新!
 売り上がり気味に利益確定してまいりましょう。

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