【7/29】加藤のちょっとひと休み　〜日銀の動向で景色が一変！？〜

前場お疲れ様でした。

本日はやはり小動き。そして主力株中心の取引ですね。

いつも売買代金上位に顔を出すそーせいG(4565)も圏外に沈み、
個人投資家の様子見姿勢が鮮明です。

また、イベント時はやはり指数系のETFの取引量が増えますね。
日経レバレッジETF（1570）と日経ダブルインバース（1357）。

薄商いは無理もないですね。
ただ、警戒感からポジション調整してる方が多いからか売り優勢です。

株価的には一時の下落幅大きいですが、そのかわり
一旦リバーサル相場になると、とんでもなく足が速くなるんですよね・・・
カベが薄いから。

日銀の動向で市場の景色は一変しそうです。

個人的には最重要イベントの日銀会合の裏で、本日15：30に
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が
平成27年度の運用実績と平成26年度末の保有銘柄を発表する
ことにも注目しています。

7/9の「銘柄アカデミー　あすなろ校」Vol.14　〜救世主は遅れて登場！？〜
でGPIFの運用を取り上げてますが、

最近は日本株が堅調に推移してきましたので、話題になりませんでしたね。

月初はブレグジット後の総悲観が市場を覆っていた時でしたので、
明るい材料を取り上げたことを思い出します。

足元では日銀の金融政策や政府の経済対策の期待感で下支えされている日本市場
ですが、GPIFの運用資産140兆円近くは米国やカナダの年金資産の5倍近くもあります。
もちろん世界最大の機関投資家です。

そして今、このGPIFが新しい投資手法を導入する議論が進んでいます。

本日の引け後に参考レポート等が出てくるはずですので、運用実績等もふまえて
新しい動きなどは週末の「銘柄アカデミー　あすなろ校」Vol.17でふれていきます。

またGPIFだけじゃなく、本日の決算発表企業はなんと【 500社超 】！！
週末まで忙しくなりそうです・・・（笑）

実際に好決算銘柄が買われてますから、
その中からスクリーニングされる【株長者銘柄】にもご注目ください。


【 後 場 の 格 言 】 二兎を追うもの一兎をも得ず
※相場における「収益性」と「安全性」これが二兎です。


それでは、後場もよろしくお願いします。


執筆：加藤あきら