日経平均レンジ想定:38,000~38,600円
今 日 の 国 内 相 場
今夜の米2月消費者物価指数・CPIや小売売上高を控え、様子見気分が強いものの、この日もエヌビディアが下落に転じるとハイテク株が連れ安する展開になり、ダウは小幅反発したものの、ナスダックとS&P500は続落した。
エヌビディアショックや146円台に円高進行していることを受け、日経平均株価は一時、1100円安まで大きく売られました。2年3ヵ月ぶりの大幅下落だったことで、投機的な売り崩しに加えて、パニック売りが追随する悪い流れだったこともありますが、年初からの急ピッチな上昇を考えれば、利益確定売りによる調整売りが中心と捉えた方が良いと思われる。
本日も時間外で日経平均先物が38200円近辺まで下落していることから、一時的には38000円近辺まで下落すると思われるが、急激に下落した後のリバウンドを狙って様子見程度に打診買いから入っていきたい。
主 要 指 数
■国内指数
日経平均株価 :38,820.49(-868.45)
TOPIX : 2,666.83(- 59.97)
グロース250指数 : 737.29(- 17.67)
■海外指数
NYダ ウ :38,769.66(+ 46.37)
ナスダック :16,019.27(- 65.84)
S&P 500 : 5,117.94(- 5.75)
アナリストコメント
本日も時間外で日経平均先物が続落していることから、一時的に38,000円の節目を意識した展開が予想される。
また昨日の大幅安により追証も発生していると思われるものの、このように短期的に大幅安したことで、すぐに先週までの相場の先高感が変わるとは思えず、38,000円辺りでは様子見程度に下値を拾っていきたい。
今 週 の 重 要 指 標
3月12日(火)
米 2月消費者物価指数・CPI(コア)
市場予想:前月比+0.3%、前年比+3.7%
※予想を上回ると、米長期金利上昇
3月14日(木)
米 2月生産者物価指数・PPI(コア)
市場予想:+0.2%
※予想を上回ると、米長期金利上昇
米 2月小売売上高(コア)
市場予想:+0.5%
※予想を上回ると、米長期金利上昇
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