加藤の相場展望 「政府の経済対策と景気先行き懸念」
【8/2】加藤の相場展望
〜毎朝確認したい厳選お役立ち情報をお知らせ〜
おはようございます。
平素よりあすなろ投資顧問をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
本日の相場展望を下記にてご覧いただけます。
■ MENU ―――――――――
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┣【1】本日の相場展望
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┣【2】本日の市場スケジュール
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┣【3】決算・個別材料情報
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┣【4】自社株買い
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┣【5】市場変更・株式分割・信用規制
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■【1】本日の相場展望 〜日経先物は下落示唆、売り一巡後の切り返しに期待〜
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本日も決算発表に対する関心の高さから高安まちまちで上下に振れる展開となりそうです。
昨日は金融株やマザーズ市場がにぎわい、プラス圏で取引を終えました。下押しが比較的軽微にとどまり市場の底堅さを確認できた一方、業績発表企業のボラティリティが大きく、物色対象は市場期待の低かった銘柄に移っている節が確認できます。
・ソフトバンクやファーストリテイリングなどが上昇寄与
・政府の経済対策はほぼ織り込み済み、材料出尽くし感に注意
・米国株は原油安にともなうエネルギー株が足を引っ張る
米国株は今週末の雇用統計を控えて様子見ムードが醸成されやすく、製造業指数も予想下振れによって市場の底上げには結びつきませんでした。日本株も同様に、出遅れ修正の主力株やバイオなどに資金が集まりそうです。ただし、買い材料に乏しいため利益確定売りも出やすく揉み合う展開でやきもきさせられることは覚悟しましょう。
月初に加えて、イベント通過後の材料難となりやすい地合いです。テーマ株は「電線地中化」「リニア関連」「カジノ関連」など新鮮味が欠けてきました。終いには今年のIPO銘柄に物色の手が広がり、昨日はヨシムラ・フードHD(2884)が年初来高値に迫る動きを見せています。改めて業績発表を個別に精査し、来るサマーラリーに備えておく必要がありそうです。
それでは、本日もよろしくお願いします!
■【2】本日の市場スケジュール
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<国内>
7月マネタリーベース(8:50)
7月消費動向調査(14:00)
10年国債入札
経済対策を閣議決定(政府)
<海外>
豪州準備銀行理事会
米6月個人所得(21:30)
米6月個人支出(21:30)
■【3】決算・個別材料情報
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【決算関連】
《本日発表企業》87社
ホンダ(7267)、KDDI(9433)、三菱商事(8058)、三井化学(4183)、小野薬品(4528)、山崎製パン(2212)、セプテーニHD(4293)、日本金銭機械(6418)・・・
・昭和シェル(5002)−16年12月期2Qの連結最終損益を従来予想の40億円の赤字→52億円の黒字(前年同期は89.9億円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。
・合同製鐵(5410)−17年3月期1Qの連結経常利益は前年同期比47.4%減の6.4億円に落ち込んだ。
しかしながら、併せて4-9月期(上期)の同利益を従来予想の7億円→12億円(前年同期は20.3億円)に71.4%上方修正し、減益率が65.6%減→41.1%減に縮小する見通しとなった。
・イー・ガーディアン(6050)−16年9月期3Qの連結経常利益は前年同期比65.7%増の4.3億円に拡大。併せて、通期の同利益を従来予想の4億円→5億円(前期は3.5億円)に25.0%上方修正し、増益率が14.3%増→42.9%増に拡大、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せ。
・扶桑化学(4368)−17年3月期1Qの連結経常利益は前年同期比32.4%増の23.6億円に拡大。併せて、上期の同利益を従来予想の36億円→40.5億円(前年同期は36.6億円)に12.5%上方修正し、一転して10.7%増益を見込み、3期連続で上期の過去最高益を更新する見通し。
【個別材料】
・日本コンピュータ・ダイナミクス(4783)−「メモリー型コンピューティング」技術を活用した新デバイス「3D SOP.j」を開発したと発表。
・イーレックス(9517)−太平洋セメント(5233)との共同出資によりバイオマス発電による電力卸事業の合弁会社設立。岩手県大船渡市(太平洋セメント大船渡工場内)に大船渡発電社を設立。
・アプラス(8589)−ラオックス (8202)と中国最大SNSの「WeChat」が提供する中国人向けモバイル決済サービスの利用契約を締結、取り扱いを開始する。
■【4】自社株買い・公募増資
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・日本曹達(4041)−発行済み株式数(自社株を除く)の3.34%にあたる520万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施。買い付け期間は8月2日から10月31日まで。
・シンプロメンテ(6086)−発行済み株式数(自社株を除く)の6.78%にあたる12万株(金額で1.5億円)を上限に自社株買いを実施。8月2日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で実施。(買い付け価格は1日終値の1,239円)
■【5】市場変更・株式分割・信用規制解除
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【市場変更】
デザインワン・ジャパン(6048)
【株式分割】
本日はありません。
【信用規制解除】
ソフトブレーン(4779)−東証と日証金が8月2日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
ネクストウェア(4814)−同上。7/29売買分から。
モブキャスト(3664)−東証が25日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を70%以上
[うち現金40%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
インスペック(6656)−東証が25日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上
[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
マルコ(9980)−同上。7/20売買分から。
ウインテスト(6721)−同上。7/14売買分から。
ソフトフロント(2321)−同上。7/12売買分から。
日本ラッド(4736)−東証が12日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を70%以上
[うち現金40%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
【信用規制銘柄】
モバイルファクトリー(3912)−東証と日証金が7月26日売買分から信用取引に関する規制を実施。
信用取引による新規の売付け及び買付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする。
AppBank(6177)−同上7/25売買分から。
サノヤスHD(7200)−東証と日証金が7月25日売買分から信用取引に関する臨時措置を強化する。
東証は委託保証金率を現行の50%以上(うち現金を20%以上)→70%以上(うち現金を40%以上)に、
日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の50%(うち現金を20%)→70%(うち現金を40%)とする。
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