国内株式概況

　 　
本日の国内株式市場は、前週末の日経平均株価が14000円台にのせたことで朝方から利食い売り
に押され一時14000円を割り込んだ。その後は、押し目買いや循環物色に支えられ底固い動き。
一方、ＴＯＰＩＸは一時2000年10月6日以来の1500ポイント台にのせ、年初来高値を更新した。
その他、新興市場も堅調で、JASDAQ平均/2286.08（+11.09）は連日の年初来高値を更新。
ﾏｻﾞｰｽﾞ指数/1938.61（+17.81）、ﾍﾗｸﾚｽ指数/2875.28（+6.78）などとなっている。

（指数）
日経平均株価：14061.60円（-14.36円）
ＴＯＰＩＸ　： 1499.12P （+4.13P）

（業種）
業種別指数は、33業種中、18業種が上昇。

値上がり率1位・・・鉱業
日鉄鉱（1515）、帝国石油（1601）、国際石油開発（1604）。
値上がり率2位・・・卸売業
兼松（8020）、住友商事（8053）、サンリオ（8136）。
値下がり率3位・・・証券・商品先物
みずほｲﾝﾍﾞｽﾀｰｽﾞ証券（8607）、高木証券（8625）ﾄﾚｲﾀﾞｰｽﾞ証券（8704）。
その他・・・不動産業、水産・農林業、海運業など。

値下がり率1位・・・石油・石炭製品
新日石（5001）、コスモ石（5007）、新日鉱ＨＤ（5016）。
値下がり率2位・・・電気・ガス業
東北電力（9506）、沖縄電力（9511）、大阪瓦斯（9532）。
値下がり率3位・・・その他製品
ﾊﾞﾝﾀﾞｲ・ﾅﾑｺＨＤ（7832）、ヤマハ（7951）、アデランス（8170）。
その他・・・機械、空運業、化学など。

（個別銘柄）
＜上昇＞
ﾄﾚｲﾀﾞｰｽﾞ（8704）/263,000円（+37,000円）・・・中期経営計画を発表、変化率の大きさが注目されたようだ。
扶桑ﾚｸｾﾙ（6386）/1,270円（+200円）・・・大京（8840）の業績増額修正からの連想。本日引け後決算発表。
　　　　　　　　発表された決算は売上高は減少したものの中間・通期とも黒字転換。
ｴｽﾊﾞｲｴﾙ（1919）/214円（+50円）・・・野村ＨＤ（8604）系の投資会社「ﾕﾆﾌｧｲﾄﾞ・ﾊﾟｰﾄﾅｰｽﾞ」と資本業務
　　　　　　　　提携を発表。1株142円で6740万株（発行済株式数の40％）の第三者割当。
和興ｴﾝｼﾞ（1756）/388円（+61円）・・・業績を大幅増額修正。
エノモト（6928）/517円（+80円）・・・業績を上方修正、配当も増額。

＜下落＞
トラスト（3347）/68,000円（-10,000円）・・・業績を下方修正、期待が強かっただけに失望売り。
石原産業（4028）/191円（-26円）・・・業績を赤字修正、産業廃棄物処理問題で告発を受けた。
ｵｰﾐｹﾝｼ（3111）/195円（-24円）・・・中間連結決算見通しを赤字に修正。
トラベラー（9838）/425円（-45円）・・・業績の下方修正と減配を発表。
新日石（5001）/914円（-61円）・・・今期業績は上方修正も、来期業績悪化懸念の拡大。


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