今 日 の 国 内 相 場

米国主要指数が、前日までに最高値を更新していたことで週末を控えて、利益確定売りにより5営業日ぶりにダウは反落したものの、ナスダックは5日続伸となった。

日米中央銀行のイベントを無事に通過したことや151円台半ばで推移している為替市場を背景に日経平均株価は、一時41000円台に乗せ、連日で最高値を更新した。依然下値では押し目買い意欲が強いこともあり、NYダウは5営業日ぶり反落しているものの、引き続き積極的に下値は拾っていきたい。

主　 要　 指　 数

■国内指数

日経平均株価　　：40,888.43（+72.77）
TOPIX　 　　 　 ： 2,813.22（+17.01)
グロース250指数 ： 　755.22（- 0.58）

■海外指数

ＮＹダ　ウ　　　：39,475.90（-305.47）
ナスダック　　　：16,428.82（+ 26.98）
Ｓ＆Ｐ 500　　　： 5,234.18（- 7.35)

アナリストコメント

日経平均株価は週間で約2100円上昇したものの、調整らしい調整を見せずにあっさり41000円台を付けたことで、今回も買い遅れている投資家からの押し目買いにより、下値は限定的かと思われる。

27日の権利落ち最終日を前に、グロース株からバリュー株へシフトする展開から銘柄の入れ替えが想定できるものの、思わぬ下落時には、中小型のグロース株を拾ういいチャンスかと思われる。

今 週 の 重 要 指 標

3月26日（火）
米　コンファレンスボード消費者信頼感指数
市場予想：107.1
※市場予想を上回ると、金利上昇懸念

3月27日（水）
日　3月期権利付き最終売買日
（配当権利落ち金・推定260円）

3月28日（木）
日　新年度相場入り

3月29日（金）
米　PCEコアデフレータ（前年比・前月比）
市場予想：+2.8％（前年比）、+0.3％（前月比）
※市場予想を上回ると、金利上昇懸念