日経平均レンジ想定:40,100~40,600円
今 日 の 国 内 相 場
前日に続いて米株式市場は、年度末を控え手控え気分が強い中、金曜日が休場ということもあって、早めのポジションによる調整売りから上値が重い展開となった。エヌビディアが取引終了にかけて下げ幅が拡大したことで、主力ハイテク株も軒並み下落、米主要3指数は続落した。
年度末の最終週ということで、高配当銘柄が賑わう中、日経平均株価は上値は買い辛いものの、下値では押し目買い意欲が活発なことで、前日終値を挟んで一進一退。
本日、権利付き最終日を迎えることで、昨日以上に膠着感が強まると見ているが、下値が底堅いことから新年度に向けて狙いを付けていた銘柄の下押しする場面では、拾っていくスタンスで向かいたい。
主 要 指 数
■国内指数
日経平均株価 :40,398.03(-16.09)
TOPIX : 2,780.80(+ 3.16)
グロース250指数 : 744.03(- 6.21)
■海外指数
NYダ ウ :39,282.33(-31.31)
ナスダック :16,315.70(-68.77)
S&P 500 : 5,203.58(-14.61)
アナリストコメント
明日から実質新年度相場入りとなるが、日経平均株価で推定約266円、TOPIXでは約26ポイントの配当権利落ち分下落して始まるものの、依然として押し目買い意欲が強いことで、早くも新年度相場入り後の先高感を示しているものと思われます。
高配当銘柄をお持ちの方は、そのまま新年度に持ち越してインカムゲインを確保し、新年度入り後も引き続き先高感が強いことから、キャピタルゲイン(利益確定売り)を狙っていただきたい。
今 週 の 重 要 指 標
3月27日(水)
日 3月期権利付き最終売買日
(配当権利落ち額・推定260円)
3月28日(木)
日 新年度相場入り
日 3月日銀金融政策決定会合における主な意見
※今後の利上げや金融緩和策等の会議内容次第では円高へ
3月29日(金)
米 休場
米 PCEコアデフレータ(前年比・前月比)
市場予想:+2.8%(前年比)、+0.3%(前月比)
※市場予想を上回ると、金利上昇懸念
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