日経平均レンジ想定:40,500~41,200円
今 日 の 国 内 相 場
前日まで調整していた米株式市場は、新しい材料こそ見当たらなかったものの、投資家心理による高値警戒感が和らいだことで、自律反発により米主要3指数は反発した。
権利付き最終日を迎えた日本株市場では、前日までの押し目買い効果もあり、朝方から下値を切り上げる展開。先高感が強いことから機関投資家からの「配当の再投資」とも思われる資金流入によって、先物高から日経平均株価は一段高、一時41000円手前まで買い進まれた。
本日より実質新年度相場入りとなり、市場参加者にとってはポジションを取りやすい状況であるものの、早めに権利落ち分を埋められれば、再度最高値を上回ってくると思われることから、積極的に市場に参入していただきたい。
主 要 指 数
■国内指数
日経平均株価 :40,762.73(+364.70)
TOPIX : 2,799.28(+ 18.48)
グロース250指数 : 739.23(- 4.80)
■海外指数
NYダ ウ :39,760.08(+477.75)
ナスダック :16,399.52(+ 83.82)
S&P 500 : 5,248.49(+ 44.91)
アナリストコメント
日本株への先高感を見据えて、期末恒例の機関投資家による「配当金の再投資」によって、朝方から先物を中心に買われ、日経平均株価は41000円手前まで上昇しました。
為替市場では、一時152円手前まで円安が進行したことで、為替介入が懸念されているものの、急激に円高になるとは思えず、一時的に株式市場が下落局面に転換した場合でも下値を拾っていくスタンスで向かいたい。
今 週 の 重 要 指 標
3月28日(木)
日 実質新年度相場入り
※配当権利落ち額:日経平均株価は推定266円、TOPIXは推定26ポイント程度、下落して取引開始。
日 3月日銀金融政策決定会合における主な意見
※今後の利上げや金融緩和策等の会議内容次第では円高へ
3月29日(金)
米 休場
米 PCEコアデフレータ(前年比・前月比)
市場予想:+2.8%(前年比)、+0.3%(前月比)
※市場予想を上回ると、金利上昇懸念
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