半導体市況の底打ちは既に市場関係者のほとんどが「認知済み」でしょうから、今やサプライズ感はありません。
半導体関連株群の上昇局面では、下値を狙っていた投資家が、株価急騰につられて飛びつき買いするようなケースが散見されますが、正直なところ、株価が急騰してからじゃ遅いんですよね～。

一方、半導体関連銘柄と目されるのに、なかなか株価が上昇しない銘柄を保有していると、他の銘柄群が上昇している反面、ご自身が保有している銘柄が上昇し無い事に「疑念」が生まれて、「処分売り」を検討するというような、「真逆」の投資判断をしてしまいがちです。

1週間なのか、1か月なのか、はたまた3か月なのか半年かかるのか、株価上昇のタイミングを理論的根拠に基づいて予測する事は難しいものの、投資シナリオが盤石なのであれば、株価が上昇してくるのを待ち続ければ良いだけのように思います。

半導体市況の改善の原動力となったのは、いわゆる「AI革命」に対する期待と思惑です。
半導体市況が改善すると、半導体はAI関連のみにとどまらず、自動車にも電機機器等にも大量に消費され、ゆえに、「ものづくり」全般が一気に活性化するでしょう。
「ものづくり」＝製造業なわけですから、当然、製造業の景況感も改善する事が予想されます。

ものをつくるので、その為のエネルギーが必要となり、多くの産業界で人手不足状態が続いている事から、人材派遣や製造請負などに対する需要が急拡大する事になりましょう。
ゆえに、企業業績も順調に拡大するものと予想され、相場サイクルで最も「強い」とされる「業績相場」へと進む事が期待されるわけです。

これが、年内いっぱいくらいを見据えた、あすなろの投資シナリオ・投資戦略の根幹です。
おそらく会員様各位にも、充分にご納得いただきやすいシナリオではないかと存じます。


執筆：木村泰章

━━━━━━━━━━━━━━
　個人的に注目している銘柄
━━━━━━━━━━━━━━
◆ウェッジホールディングス（2388）
◆enish（3667）
◆トーセ（4728）
◆GFA（8783）
◆GLOE（9565）
時価総額の小さいゲーム関連銘柄群も、そろそろ物色対象として再人気化してくるかも？

━━━━━━━━━━━━━━
　私のコラムで紹介した銘柄
━━━━━━━━━━━━━━　
◆西部電機（6144）
　本日も一時高値を更新。
　昨年11月14日のご紹介時からの高値騰落率29.34％。

◆日本ケミコン（6997）
　ついに本格的な切り返し局面へと進みそうな予感。
　昨年10月11日のご紹介時からの高値騰落率21.06％。

◆クニミネ工業（5388）
　このまま上放れしそうな兆し。
　2月21日のご紹介時からの高値騰落率13.46％。

━━━━━━━━━━━━━
　単発スポット銘柄の見解
━━━━━━━━━━━━━
◆≪緊急即日公開銘柄2024[第10弾]≫
　僅か数日で第1利確ポイントをクリア！
　おめでとうございます！

◆≪薫のゴールドメソッド銘柄≫
　安値を3日連続で切り上げる形での小幅高。
　こういう小さな積み重ねが大爆発につながりやすいんですよね。

◆≪木村泰章のギャラクシーダイヤモンド銘柄≫
　本日もしぶとく小幅高。
　ここからまた連騰に期待致しましょう。

◆≪木村泰章のレッドダイヤモンド銘柄-PREMIUM-≫
　25日移動平均線が下値支持として機能した感じです。
　急騰では無く連騰パターンこそに期待。

◆≪利益ザクザク☆ゴールデン大儲け銘柄【ゴールデン5倍賞銘柄】≫
　一服となりましたが、崩れたわけではありません。
　引き続き第2利確ポイント到達に期待。