株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2016-08-09 17:00:00

中屋の5時に霧中

中屋の5時に霧中 「全米最大の衝撃」

【8/9】「中屋の5時に霧中」〜全米最大の衝撃〜

本日の相場もお疲れ様でした。

今日の話題の一つは大林組(1802)の急落じゃないでしょうか。

決算発表も終えており、「?」って感じでしたが、ネットで検索すると、

どうやらサンフランシスコの超高級マンション「ミレニアム・タワー」で地盤沈下および傾斜が生じており

そのマンションの建設にあたり、大林組の米子会社が受注を受けていたとのことが嫌気された模様です。

日本でもマンション傾斜問題は記憶に新しいですが、

米国内の鉄筋コンクリートの建物では最大のビルらしく、また世界の10指に入る高級マンションという事もあり、今後の動向に注目が集まります。

【18兆円のインパクト】
ちなみに今日も日経平均は強かったですね。

日銀によるETF買いのインパクトが未だに残っているのでしょう。

「日銀が買うから大丈夫」

この雰囲気が徐々に広がってきている印象です。

今まで中小型しか興味がなかった投資家も、いずれは大型株に手を出さざるを得ない展開になるのかもしれません。

今期待されている日本株買いの主体は3つです。

・日銀による年6兆円のETF買い
・年初らから外人の日本株売り6兆円の買戻し
・自社株買い6兆円(昨年5兆3,131億円)

この3つの6兆円、計18兆円の日本株買いが期待されております。

円高にも下げ反応が見られず、阿波踊り相場の香りもします。

「踊らにゃ損々」の精神です。

銘柄診断等を受ける印象では、未だ中小型に注目している投資家が多いと思います。

規模別のパフォーマンスの差には特に注意したい局面ですね。

指数寄与度も多少ある大和ハウス(1925)なんてのも良いですが

内需系であれば、下がっているエムスリー(2413)やラクーン(3031)なんかも監視しております。


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