先客万来！よくぞ参った！其方の来訪、心から嬉しく思うぞ。

和の心とは何であろうのぅ……あの蒼空、極はいずこであろうのう……
＜遠い目＞

日本株は躍進、日経平均株価の過熱感はやや後退し、警戒感で値を下げていた半導体関連株などの買い戻しが相場を押し上げて、40000円は未だ射程圏と見る。

だが円は安く、ドルやユーロに比べ一人負けの様相を呈している。

何かこう、好機をあと一歩掴み切れていない歯がゆさを感じておる。

翻(ひるがえ)って、自国に目をやらば日本は魅力に溢れておる。
漫画にアニメにゲーム、キャラ商品……

関連銘柄で注目するとしたらゲームならば、ケイブ（3760）キャラ商品なら
CLホールディングス（4286）などがあろう。

侍、忍者に美しい四季と風景などの文化で言えば、歌舞伎座（9661）も著名であるが今一度魅力を再確認したいところ。

寿司にラーメン、和食、食文化も大人気である。懐石料理店と格安居酒屋を両方所有する、梅の花（7604）なども面白いと感ずる。

だが日本政府は自国文化の売り出しがお世辞にも上手とは言い難い。

嘗(かつ)てあった所謂(いわゆる)クールジャパン政策の【ガワ】のみな、いかにも「官僚が会議室で考えました」政策であった事は、結果が尻すぼみで終わったのも納得のお粗末さがあった。
日本のアニメ市場は一般社団法人 日本動画協会の『アニメ産業レポート2023』によると、2022年には市場規模2兆9277億円の内、海外が1兆4592億円と5割を占め、前年比111.1％と伸長著しい。
最早、重要な輸出物でもあるのに、薄給と激務ゆえに若い創り手の流出が著しい。国も本腰を上げているとは言い難い。これでは衰退も悲観論であるとは断言できなくなってくる。

国を挙げてK-POPやサムスン電子を広めた韓国政府の熱量とやり口の巧さが、拙者は僅かながら羨ましく悔しく思うたものである。
仏国で行われた【ジャパンエキスポ】に堂々と自国文化や商品を持ち込む狡猾さなどもな。

小ネタになるが高級フレンチのひらまつ（2764）を韓国系のパチンコ企業マルハンの系列ファンドが出資しているのは何とも皮肉なものである……。

とは言え、それで日本の魅力が衰えるわけでもない。

インバウンド、なんて小洒落た言い換えをしても外国人観光客の心が変わるわけもない。何を日本に欲するのか、其処が肝要。

インバウン丼などと揶揄された丼物、豊洲の千客万来にある

「築地虎杖(つきじいたどり)　うに虎」の
【皇帝　海鮮丼　18000円】

と言う価値は、日本人には仰天ものであるが、外国人からしたら決して高いと思わないとの声を見かける。

外国での高級海産物の価格の差はあれど、日本人は何かを見落としておる。羨
むのでも僻むのでもない

【日本の価値】というものをな。

価値がなければ売れぬし、誰も買わなければ自然と淘汰される。だから値をつける。

失われた30年で低価格に麻痺しきった日本人であるが故に、見落とすものと言うのはやはりあるのであろうな。

さて、今回は改めて日本の文化的な魅力を持つであろう銘柄を中心にいくつか案内致そう。

高級感を外国人観光客が求めるのであれ、円安から安心感を求めるのであれ、こちらの思惑との乖離(かいり)と流動性が在らば、そこに商機も生まれるのでないかと思う所存。

～　言の駿馬で次回も駆けて参ろうぞ　～

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　アスナの偵察中銘柄
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ケイブ（3760）
梅の花（7604）
CLホールディングス（4286）
ひらまつ（2764）
歌舞伎座（9661）


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　偵察中銘柄の戦況伝達
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◆LisB（145A）　4/17に紹介
底打ち反転。
拙者は底を的中させてしまったぞ。
短期で+32.87％。利益を得られた者は賞賛いたそう！

◆JSH（150A）　4/17に紹介
こちらも底を見定められたのう。
+19.01％。保有できていた者は「おめでとう」を贈ろうぞ。