逆三尊からリバウンドを狙う銘柄など
ビジネスチャット「direct」を中心に現場DXサービスを提供。
IIJ(3774)やスパイダープラス(4192)などと業務提携を行い、建設業や大手企業からの引き合いを強めている。5月に発表の1Q業績は売上高3.6億円(前年同期比+33%)、営業利益3400万円(前年同期は1400万円の赤字)と順調に進捗。「direct」は建設業界で既に大手ゼネコンへの導入が進み、現場から現場へ口コミで利用社数が増加。今後は他業界での展開を狙う模様。株価は800円付近で逆三尊の様相を呈し、出直り相場に期待。
明豊エンタープライズ(8927)
首都圏中心の賃貸アパート開発。仲介や管理などのアフターサービスも。
6/14に業績予想と配当予想の上方修正を発表。今期営業利益を16億6100万円から22億5000万円(前期比+72.5%)に拡大する見通しとなった。期末配当予想は4円50銭から5円50銭に引き上げ。主力ブランドの投資用不動産の販売が好調で、3Q累計の営業利益は23億1900万円と、修正後の通期計画を既に超過している。株価は2018年10月以来の高値圏に浮上。昨日より売り優勢で押し目を監視。
G-FACTORY(3474)
外食向け物件や内装設備リースなど。うなぎ専門店「宇奈とと」も展開。
4月に2022年に廃止した株主優待制度を再開することを発表し株価は急騰。足元の業績も好調で、外国人材紹介サポートが堅調なほか、「宇奈とと」がインバウンド効果で売上高が増加している。5月から土日の開店時間を1時間前倒ししており、インバウンドの多い店舗に順次拡大していく模様。さらに昨日は日本政府観光局が「今年の訪日外国人数は過去最高ペースで増加している」ことを発表。同銘柄には追い風が吹いていると見る。
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