エクスパンション銘柄3選
金融や通信向けガバナンス、リスク管理コンサルなど。
1Qは今期からスタートの生成AI支援サービスが好調で過去最高売上高。営業利益も通期計画を既に超過しており黒字浮上。足元では法人向け生成AI活用のリスク管理サービスなどが堅調なようだ。さらに金融システム事業の開拓にも注力し、売切り型ライセンス販売で売上高と利益が増加している。先日はみずほ証券と日本株注文管理に利用するオーダーマネジメントシステムにも参画している。テクニカルではボリンジャーバンドがエクスパンションに移行しトレンドに変化が見られる。
アステナホールディングス(8095)
医薬品卸や後発薬・医薬の受託製造、表面処理薬製造などを手掛ける。
6/26に24年11月期の営業利益予想を11億5000万円から16億円(前期比+42%)に増額修正することを発表。また、23年12月~24年5月期の2Q営業利益予想は11億5000万円に増額修正し、上記の通期計画に対する進捗率は72%をクリアする見通し。薬価改定により一部製品の薬価が上昇したことや、HBC・食品事業で自社企画製品や輸入化粧品の販売が好調のようだ。前場の株価は窓を開けて寄り付くも陰線坊主。好業績を背景に押し目を狙う投資家は多いと見て注目。
キャンバス(4575)
抗がん剤開発に特化した創薬ベンチャー。
業績は前期比で赤字拡大見通しではあるが、欧州臨床第3相試験の準備が進捗したことから、事業費⽤の多くを占める研究開発費が増加した事が背景。臨床試験の進捗がポジティブに働いたようで昨日はストップ高。しばし安値圏で横這い推移が続いていたことからも値ごろ感からの買いが入ったと見られる。本日前場も高く寄り付いたがその後は売り優勢。短期トレーダーの利食い売りをこなし、後場は下値買いが入る可能性があり注目。
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