アナリストコメント

時間外での米・マイクロンテクノロジーの決算見通しが嫌気され、大幅安となったことから、半導体株が軒並み下落したものの、長期金利の低下により出遅れ感のあるハイテク株が相場を下支えした恰好となり、米主要3指数は揃って小幅に上昇した。

米半導体株の下落を受けて、東エレクやレーザーテック等の値がさの半導体株が大幅安となり、朝方から軟調な展開となったものの、今週に入って日本株市場の地合いが好転してきているとの見方から、日経平均株価やTOPIXは4日ぶりに反落したが、出遅れが目立っていた中小型成長株に資金が向かい、東証グロース指数は2％高と逆行高となった。

主　 要　 指　 数

■国内指数

日経平均株価　　：39,341.54（-325.53）
TOPIX　 　　 　 ： 2,793.70（- 9.25)
グロース250指数 ： 　668.30（+ 13.22）

■海外指数

ＮＹダ　ウ　　　：39,164.06（+36.26）
ナスダック　　　：17,858.68（+53.53)
Ｓ＆Ｐ 500　　　： 5,482.87（+ 4.97)

今 週 の 重 要 指 標

6月28日（金）
米　5月個人支出
市場予想：+0.3％
※市場予想を上回ると、高インフレ懸念も
米　5月PCEコアデフレータ（前月比）
市場予想：+0.1％
※市場予想を上回ると、高インフレ懸念も




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