株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2024-07-03 16:30:00

アナリスト木村の銘柄研究部

タイミング的に買いに適したチャート形状

中小型成長株群・グロース株群を中心とした決算発表シーズンが始まりました。
7月1日から7月16日までの間に決算発表を予定している企業は、弊社の調査で420社超。
ピークは7月12日(金)で、およそ200社が決算発表を予定しています。

7月12日(金)はSQ算出日でもある事から、業績面イベントおよび需給面イベントを控え、今週と来週の株式相場は、「嵐の前の静けさ」的に、株価材料が乏しい展開が予想され、ゆえに、「値ブレ」が荒くなる可能性もありましょう。

6月終盤からの個別株の値動きを参照していると、材料の乏しい中で、概ね、テクニカル面に着目した売り買いが主流となっている印象です。
そこで本日は、実際にチャート面に着目して「買い」という判断を行う際の、基本的なスタンスを再確認してみたいと思います。

まず、結論から申し上げますと、足元の株価推移において、買いを巻き込みやすいチャート形状としては、下記3点が強く意識されている印象です。

(1) 25日移動平均線が下落から底入れ反転となり上に向かい始めたケース
(2) 25日・75日の移動平均線のゴールデンクロスする(しそうな)ケース
(3) 株価が75日移動平均線の上へと回帰したケース

実際に、あすなろの有料推奨銘柄群のチャートで検証してみましょう。
下記3つのパターンに大別してみました。

★25日・75日の移動平均線のゴールデンクロスまで株価の上昇が続いたが、ゴールデンクロス後は反動安で小幅下落。
▼イメージチャートはコチラ


★25日移動平均線が上向き始めたタイミングで、株価は下値を切り上げて上伸し、75日移動平均線を上回り始める。
25日・75日の移動平均線のゴールデンクロスは近日中と目される。
▼イメージチャートはコチラ


★25日・75日の移動平均線のゴールデンクロス後に株価の上昇基調が本格化。
▼イメージチャートはコチラ


総括すると、下記のような局面にある銘柄群が、「買い」のタイミングと判断するに最も相応しいように思います。

・条件1:25日移動平均線が上向き始めた。
・条件2:株価が75日移動平均線を上回り始めた。
・条件3:25日・75日の移動平均線のゴールデンクロスのタイミングが近いと目される。

特に、買い増しや買い直し、ナンピン買いのタイミング判断に、ご参考となれば幸いに存じます。
あくまでも、テクニカル面(チャート面)「のみ」に着目した、「トレーディングBUY」的視点である事は、予めご了承ください。

本日の【億男Wの勝利トレード攻略法】コラムでは、『買いたくなるけど我慢が必要なチャート形状』を解説しておりますので、併せてご参照ください。
▼【億男W直伝 勝利トレード攻略法 ≪我慢が必要なチャート形状≫ 】解説はコチラ
https://1376partners.com/user/content_page/22602

執筆:木村泰章

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 個人的に注目している銘柄
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◆クシム(2345)
◆アイスタイル(3660)
◆ラック(3857)
◆NTN(6472)
◆ジェイリース(7187)
直近で25日・75日の移動平均線がゴールデンクロスした、もしくはゴールデンクロス間近と目される銘柄群です。

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 私のコラムで紹介した銘柄
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◆ライフドリンクカンパニー(2585)
昨年来高値を更新して7000円どころの上抜きに挑む局面です。
 一旦利確優先としましょう。
 1月11日のご紹介時からの高値騰落率38.78%。

◆西部電機(6144)
 昨年来高値を更新。
 こちらも一旦利確優先としましょう。
 3月6日のご紹介時からの高値騰落率34.20%。

◆日本甜菜製糖(2108)
 昨年来高値を更新。
こちらも一旦利確優先としましょう。
 5月2日のご紹介時からの高値騰落率32.59%。

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 単発スポット銘柄の見解
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◆≪緊急即日公開銘柄2024[第15弾]≫
出直りで昨年来の高値を更新。

◆≪緊急即日公開銘柄2024[第11弾]≫
 上値追いの展開が継続中。
 第3利確ポイントも狙えるか。

◆≪緊急即日公開銘柄2024[第9弾]≫
 こちらも上値追いの展開が継続中。
 25日・75日移動平均線のゴールデンクロスも間近との印象です。

◆≪木村泰章のギャラクシーダイヤモンド銘柄≫
こちらも25日・75日移動平均線のゴールデンクロス目前。
 もみ合いゾーンを一気に上放れるかも。

◆≪あすなろ埋蔵金銘柄≫
 終値でも25日移動平均線を上回りました。
 昨年5月の高値更新をも窺う局面と見ます。


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