国内株式概況

　 　
本日の国内株式市場は、昨日同様に上値が重い。日経平均株価の14200円近辺はﾃｸﾆｶﾙ的な節目が
多く、利益確定売りに押されている。朝方は一時、前日比プラスに転じる場面があったものの
その後は、揉み合う展開。材料銘柄の一角はにぎわうものもあるが全体的には動意に乏しい。
日経平均株価・ＴＯＰＩＸともに、続落。昨日堅調だった新興市場も本日は反落。

（指数）
日経平均株価：14091.77円（-24.27円）
ＴＯＰＩＸ　： 1472.47P （-7.95P）

（業種）
業種別指数は、33業種中、10業種が上昇。

値上がり率1位・・・鉱業
帝国石油（1601）、国際石油開発（1604）、石油資源開発（1662）。
値上がり率2位・・・石油・石炭製品
新日本石油（5001）、コスモ石油（5007）、ＡＯＣＨＤ（5017）。
値上がり率3位・・・医薬品
中外製薬（4519）、栄研化学（4519）、デンカ生研（4561）。
その他・・・海運業、ゴム製品、精密機器など。

値下がり率1位・・・不動産業
東京建物（8804）、ニチモ（8839）、大京（8840）。
値下がり率2位・・・建設業
東急建設（1720）、飛島建設（1805）、大末建設（1814）。
値下がり率3位・・・金属製品
ｱﾙﾌｧＣＯ（3434）、日本製罐（5905）、三和ｼｬｯﾀｰ（5929）。
その他・・・パルプ・紙、倉庫・運輸関連、その他金融業など。

（個別銘柄）
＜上昇＞
ＤＮＡ研究所（2397）/297,000円（+40,000円）・・・遺伝子検出を効率的にするｱﾐﾉ化試薬を開発。
ﾃﾞﾝｶ生研（4561）/3,700円（+500円）・・・鳥ｲﾝﾌﾙｴﾝｻﾞﾜｸﾁﾝの開発を最優先課題。
ﾌｪﾆｯｸｽ電機（6927）/1,146円（+76円）・・・単体・連結の中間決算を発表、悪材料出尽し。
ユークス（4334）/870円（+100円）・・・新日本ﾌﾟﾛﾚｽを子会社化、ｱﾝﾄﾆｵ猪木氏から51.5％の株取得。
タカチホ（8225）/358円（+80円）・・・中間・通期決算見通しを上方修正。

＜下落＞
ＧＭＯＰＧ（3769）/431,000円（-49,000円）・・・2005年9月期決算利益、大幅減。
まぐｸﾘｯｸ（4784）/161,000円（-20,000円）・・・四半期決算発表、通期見通しを下方修正。
ダイエー（8263）/2,815円（-275円）・・・既存店売上低迷観測を受け、業績に対する懸念。
ｴｽ･ｲｰｴｽ（6290）/457円（-89円）・・・引け後中間決算を発表、大幅赤字転落。
東京機械（6335）/432円（-59円）・・・中間・通期とも赤字転落、再度の大幅下方修正。



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