株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2024-07-17 11:30:00

後場の注目株

注目の安値圏銘柄3選

バリュエンス(9270)
中古ブランド品の買い取りが主力。オークションや小売り、EC展開も。
前週末に3Q決算と同時に通期見通しの上方修正を発表。24年8月期の営業損益予想は12億円の赤字から6億円の赤字(前期は21億8300万円の黒字)に赤字幅が縮小する予想となった。売上総利益率重視の仕入に転換したことにより売上総利益率が改善したようだ。また、自社オークション流通額が45億円と過去最高を更新し、手数料売上拡大にも貢献している。株価は昨日のストップ高から本日前場は75日線を突破し安値圏からの逆襲相場となっている。

スリー・ディー・マトリックス(7777)
ペプチド技術で医療製品を開発するバイオベンチャー。
同社が6月に発表した中期経営計画では2026年4月期の黒字化目標を継続。今後1年以内には次世代止血材の製造販売承認を得られるイベントが見込まれている。本日前場は出来高を伴い200日線を突破。足元のバイオ株祭りに便乗するバイオ株が散見され、同銘柄も150円前後の低位ということで物色の対象になりやすいと見る。

アストロスケールHD(186A)
宇宙ゴミ(スペースデブリ)除去の開発や衛星の軌道修正サービスを展開。
デフリ除去では世界初の民間企業で、これまでRPO技術の衛星2機を打ち上げ、その技術力を証明している。4月には世界で初めてデフリへ接近し近距離で撮影した写真を公開し話題を集めた。現状は政府や宇宙機関との実証実験などによるマイルストーン収入が中心で、宇宙関連はまだ黎明期に入っていないと見るため夢を買う段階ではある。ただ、足元の個別株相場では材料に反応しやすいと見て注目している。株価は6/5のIPOから低迷しており、昨日も上場来安値を更新。


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