レーザーテック（6920）
先端半導体マスク欠陥検査装置を製造。
米スコーピオンキャピタルによる不正会計の疑いを指摘する空売り表明レポートや米政府の半導体の対中規制強化要請観測などで5月以降は下値模索が続き、さらに昨日から米中貿易摩擦懸念によるSOX指数の大幅下落や円高進行で本日前場はダメ押しの一段安。しかしながら30000円割れでは下値買いが入っている様子。また、昨日発表の蘭ASMLの2Q決算は受注予約は大幅な伸びで業績自体は堅調。今晩は台湾TSMCが決算発表を予定しており、発表後は半導体関連のリバウンドに繋がる可能性があると見て注目。

ロゴスHD（205A）
DXによる効率的オペレーションを活用した注文住宅事業を展開。
7/12に発表の前期決算は黒字転換で着地。今期予想も売上高が371億6400万円（前期比7.2％増)、営業利益は21億800万円（同51.6％増）で過去最高更新見込み。さらに初配実施で137円を計画というサプライズ。同社は日本で唯一の木造モジュール工法（特許出願中）を駆使し、販売棟数と収益を伸ばしている。2023年5月期のウッドショックもコスト削減や値上げで乗り越えた実力企業と言えよう。地盤が北海道ということでラピダス半導体工場の進出にも対応し、大規模分譲地を完成予定。株価は昨日までの急騰から本日前場は売り優勢。短期投資家による売り物出尽くしのタイミングを監視したい局面。

GFA（8783）
メタバースやサイバーセキュリティ、不動産投資事業など多角展開。
昨日引け後に新再生医療法の開発を行うルミライズ社と再生医療事業・細胞培事業に関しての戦略的業務連携を発表。これによりルミライズ社が手掛ける動物医療の分野において安全性試験の実施、新医療方法の提供にかかる資金供給を同社がバックアップし、同社が培ってきた美容医療経営のノウハウを注入することで両社の再生医療事業の推進を図るとのこと。今後の具体的な協業の発表に期待がかかる。株価は400円割れで買いが入り反発基調。



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