7月に入った頃から、通勤時の電車内でマスクをしている人が急に増えたように感じています。

鼻風邪だと思っていたらコロナ陽性、というケースも少なく無いそうで、熱中症とも症状が似ているとの指摘もあり、予防に越した事は無いように思います。

NHKが公開しているデータでも、日本中でコロナ感染が増えている事を確認できます。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/

ホワイトハウスが17日の声明で明らかにしたところでは、11月の米大統領選で再選を目指すバイデン大統領が、新型コロナウイルスの検査で陽性となり、感染が確認されました。
「軽度の症状」が見られるとの事です。

当コラムでは、5月30日に、ヘッジファンドトレーダーから聞いた驚きのシナリオとして、この夏のコロナ感染拡大からの米国利下げというお話をご紹介致しました。
https://1376partners.com/blog_kimura?year=2024&month=5&date=30

コロナを理由に米国が利下げに踏み切る可能性は低いと見ますが、ゴールドマンは年内3回の利下げの可能性をも指摘し始め、コロナ感染拡大が間接的に、米国の利上げペースを後押しする可能性はゼロとは言えないかもしれません。

米CDCのデータによると、今年初めはJN.1変異株が優勢だったものの、6月22日までの2週間における感染者のうちJN.1感染者は4.4％に留まっており、これに対し、KP.2は感染者の約20.8％、KP.3は33.1％だったそうです。

米国の製薬各社も各種変異株に対するワクチン開発・準備を進めており、以前のような感染拡大には繋がらないものと考えますが。。。

ご参考までに、四季報オンラインが、21年7月9日時点で公開した、コロナワクチン関連銘柄の「売上高増加率（増収率）」ランキングを振り返っておきましょう。

1位はJCRファーマ（4552）でした。
足元の株価は長い下落局面に、ようやく底入れ感が台頭し始めた局面。
今期も減益計画ですが、果たして「突っ込み買い」の対象となるか。。。？

ワクチン接種に関連した電話対応業務を行ったと目される、BPO（業務プロセスの外部委託）サービス会社2社も株価は底値圏横這いです。
・インバウンドテック（7031）
・ダイレクトマーケティングミックス（7354）

ワクチン接種支援/接種会場関連では、ソラスト（6197）、キャリア（6198）などが取りざたされたものの、実際には株価はラリーしなかったように記憶しています。

今のところ、大規模なワクチン接種再来までは想定せずに、もっと初期段階的な「マスク関連銘柄」くらいまでで「連想」は留めておくべきかと存じます。



執筆：木村泰章

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　個人的に注目している銘柄
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◆川本産業（3604）
◆JMS（7702）
某投資情報ベンダーの人気テーマランキングではコロナウィルスが11位まで浮上。

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　私のコラムで紹介した銘柄
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◆CS-C（9258）
今期は減益見込みながら既に通期計画を超過達成。
　1月23日のご紹介時からの高値騰落率38.57％。

◆大成建設（1801）
　昨年来の高値を更新！
　4月17日のご紹介時からの高値騰落率26.22％。

◆和心（9271）
　ボリンジャーバンドの＋3シグマを上抜け。
　6月7日のご紹介時からの高値騰落率24.14％。

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　単発スポット銘柄の見解
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◆≪億男Wのビッグマネー銘柄≫
25日・75日移動平均線のゴールデンクロスに続き、25日・200日移動平均線もゴールデンクロス！
　次は一気に第2利確ポイントを狙います。

◆≪利益ザクザク☆ワクワクパラダイス銘柄【ワクワク5倍賞銘柄】≫
　反動高！
　しかも大幅高！
　来週は利確ポイントに到達可能でしょう。



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