ＡｅｒｏＥｄｇｅ（7409）＊決算発表予定日 2024/08/14

機械加工・積層造形・3D Printing、エンジニアリングサービスを提供。基本的にはチタンアルミブレードの製造を請け負う。得意先はAirbus社やBoeing社等大手が多く、移動需要増の恩恵を享受しやすいメーカーと見られる。加えて部品を海外に輸出するため、円安メリット銘柄としても注目したい。グロース市場に属する航空・防衛産業の新鋭部品メーカーとして、日本のものづくり技術を世界へ披露してほしい。

執筆時点のPBRは4倍台と低PBRが多い印象を受けるメーカー株の中では高バリュエーションに思える。直近発表の3Q決算における経常利益は4億8500万円(前年同期比3.4％減)で着地。高水準な受注で推移したものの、前期の補助金収入等の営業外収入の反動で前年同期比減となった模様だ。各社からの受注に対応できる人材が不足していると思われ、当面は人材採用に工面する必要があろう。AIのXENOによる総合評価はB+とAIの分析では展望が良好な様子。

足元の株価は調整が続いている状況。5/15を起点に下降トレンド。調整一巡からのリバウンドを狙うスタンスも一考と思われる。節目2600円がレンジ下限として意識されており、上限は節目3000円付近とレンジ相場にも移行しつつあるため、スイングトレード気味に対応してみるのも面白そうだ。週間形状では一貫して下降トレンドのため逆張りスタンスとややリスキーな取り組みになってこよう。


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