サンクゼール（2937）
自社ブランド中心に加工食品を製造販売。和食材の「久世福商店」を展開。
依然として海外での日本食に対するニーズは高いと見て注目。グローバル事業ではプレミアム日本食ブランドとして独自のポジションを確立し、十分に認知されている模様。また、M&Aで複数のブランドを傘下に持ち、ブランドポートフォリオも構築されているようだ。チャートはゴールデンクロス後に緩やかな上昇トレンド。AI分析では営業利益予測成長率（5年）が113.66％で「A」評価を示している。

歯愛メディカル（3540）
歯科製品の製販や一般医療用品のEC販売。歯科医院向け通販ではトップ。
足元の業績は新本社ロジスティクス竣工により販管費の増加が響いているほか、円安・原材料高の影響で総利益率が減少しているが、価格改定を順次進めている模様。主力の通販事業や大型医療機器販売事業などが堅調で売上高は拡大。医科業界や動物病院への参入拡大を進め、確実に実績を積み重ねている。5月には株主優待制度の新設に加え、ニッセンHDの子会社化を発表。今期業績への寄与にも期待がかかる。本日前場は出来高を伴い高値更新。

モダリス（4883）
ゲノム編集技術を研究開発する遺伝子治療薬の創薬ベンチャー。
8/20～8/22に米ボストンで開催の次世代遺伝子治療免疫原性サミットで同社のCRISPRを用いたエピゲノム編集技術における免疫応答の忍容性や持続的な治療効果を示すデータなどを発表予定。強い安全性や革新的治療法となる可能性を示すデータが揃っているようで、遺伝子治療としての産業利用促進に期待がかかる。本日前場は75日線を突破。


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