キッコーマン（2801）
しょうゆ最大手。酒類や豆乳事業、食品事業も展開。
今25年3月期の最終利益予想は前期比2.1％増の576億円と、前期に続いて12期連続で過去最高益更新の見込み。足元ではしょうゆや食品が堅調で、海外でもしょうゆベースの調味料の拡充に注力し、売上高が増加している模様。世界的な日本食ブームでしょうゆの需要は今後も拡大が期待される。歴史と実績と知名度のある銘柄は海外投資家にも人気があると見てリバウンド期待で注目。本日決算発表予定。

味の素（2802）
調味料最大手。食品用アミノ酸や冷凍餃子なども人気。
今25年3月期の最終利益は前期比9.0％増の950億円を見込み、2期ぶりの過去最高益更新を計画。年間配当は前期比6円増の80円に増配する方針。調味料や冷凍食品セグメントが好調のようで、値上げによる単価上昇も寄与している模様。チャートは本日前場に下値抵抗力のある5500円に接近。信用倍率0.6倍台の好需給銘柄で、いざ反発となった際は強さを発揮しそうだ。こちらも本日決算発表予定。

Liberaware（218A）
産業分野向けの非GPS型小型ドローンを開発や販売・管理。
狭くて暗い場所や危険が伴う屋内の点検や計測に特化した世界最小レベルの産業用小型ドローン「IBIS」が主力で、主要顧客はJR東日本や日本製鉄、東京電力など。被災地支援などでも活躍し、その存在感を強めている模様。グロースの小型案件で7/29に新規上場。インフラ業界などの効率化や省人化のニーズに応じるべく、他社との開発力にも期待がある。本日前場は安値更新。