暴落後の監視銘柄あれこれ
医療機関や介護施設への経営サポート事業を展開。
6/11にグロース市場に新規上場。売上高、経常利益は右肩上がりで成長し、コロナ禍でもしっかりと業績を伸ばしている。現状の顧客は近畿や首都圏が多いが、上場による知名度アップから、今後は地方都市の顧客を拡充させることも可能になると見る。暴落相場で付けた上場来安値700円割れは、今後の下値サポートラインになると分析する。
三井住友トラスト・ホールディングス(8309)
三井住友信託銀行が中核。不動産仲介や投信、年金保険販売など。
7/30に発表の今期1Q純利益は666億9900万円(前年同期比81.6%増)で着地。通期計画に対する進捗率は28%で、堅調なスタートが確認された。今後の戦略では資産運用や管理に伴う手数料収入に重きを置き、中期経営計画では2026年3月期の純利益を2400億円、長期目標として2031年3月期に3000億円以上を計画。
金利上昇と手数料収入の両面での恩恵が期待される。利回り4%超えで新NISA組や大口投資家も好む銘柄と言えよう。
アルファクス・フード・システム(3814)
配膳ロボや注文システム、食材管理など外食向けASPサービスを開発・提供。
飲⾷店経営管理システムは⾷材・備品の発注が当日在庫等を考慮して完全に⾃動的に補充発注できる「⾃動発注システム」は特許取得済みで、世界的な⾷品ロス削減に貢献している。また、先日は同社お掃除ロボットがJR⻄⽇本メンテック社に採⽤されるなど、大手企業もロボット導入に積極的なことが窺える。外食産業では人手不足が深刻化しており、外食DX関連は間もなく重要テーマになると見る。
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