ここからの相場の牽引役は中小型成長株群となりそう
「良い押し目」との見解は、本日の日経平均の上昇幅が、昨日の下落幅を上回っている事からも、妥当なものだったと自負しております。
一方で、あすなろが本日の株式相場で、日経平均の水準感以上に注目していた点は、日足チャート上の「フシ」に差し掛かっていたグロース250指数でした。
25日移動平均線が位置する618ポイント付近を、一気に上抜いて始まったグロース250指数は、そのまま高値圏を維持して前場を終えた後、後場の寄り付きでは、75日移動平均線が位置する632ポイント付近をも上回り始めました。
そのしっかりとした足取りからは、機関投資家勢によるインデックス買いが流入した事が、窺えるように思います。
歴史的な暴落局面からの切り返しを想定して、機関投資家勢(短期目線の投機筋も含む)はまず、日経平均先物等の指数先物を買い、次いで主力級大型株群を「突っ込み買い」した、「一巡目の流れ」は先週末をもって概ね「一服」し、先週半ば辺りからは、中小型成長株群にもインデックス買いを入れ始めたと見て宜しいでしょう。
言い換えると、切り返し局面の「二巡目の流れ」は、中小型成長株群が牽引役となる可能性も出てきた印象です。
グロース性が強い中小型銘柄群というのは、グロース市場に属している個別銘柄だけではありません。
「グロース株群」というカテゴライズは、あくまでも、バリュー的側面の強い「バリュー株群」の「対局」を意味しており、
グロース市場に属する銘柄群のみを指すわけでは無く、例えば、スタンダード市場に属していたり、プライム市場に属しているものの、時価総額が1000億円以下と「小さめ」で、かつ、将来的な事業拡大と成長が期待される企業が、「中小型成長株群・グロース株群」と認識されるワケです。
本日の株式市場では、グロース市場に属する銘柄群だけに留まらず、プライム市場の中小型株群も、スタンダート市場に属する中小型株群も、概ね、一様に上昇する動きとなっている事から、「中小型成長株群・グロース株群に対するインデックス買い」が流入している、と想定されやすい事になります。
切り返し局面の「一巡目」の牽引役となった、主力級大型株群の一角、三井住友FG株(8316)の10000円以上の水準はさすがに売り優勢との印象ですし、丸紅株(8002)も2500円以上が重い印象です。
それらと比べて中小型成長株群全般は、まだ、戻り上値余地が大きいと見なして宜しいように思います。
「二巡目」の仕込み、「3回転目」の利益確定を目指して、中小型成長株群全般にこそ再注目していただきたいと存じます。
執筆:木村泰章
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個人的に注目している銘柄
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◆ザインエレクトロニクス(6769)
◆メガチップス(6875)
◆キヤノン電子(7739)
電気機器セクターの中でも比較的小ぶりな成長株群です。
チャート形状も概ね似通っており、上値余地は大きいものと見ます。
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私のコラムで紹介した銘柄
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◆千代田インテ(6915)
昨年来の高値を更新!
スタンダード市場銘柄です。
5月7日のご紹介時からの高値騰落率27.36%。
◆東邦亜鉛(5707)
1000円台をキープし崩れません。
非鉄金属セクターです。
5月27日のご紹介時からの高値騰落率22.38%。
◆イーレックス(9517)
切り返し基調が継続中。
7月1日のご紹介時からの高値騰落率22.25%。
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単発スポット銘柄の見解
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◆≪緊急即日公開「暴落救済スペシャル」銘柄第2弾≫
短期間で第1利確ポイントクリアした後も上伸中。
既に第2利確ポイントも射程圏内です。
◆≪緊急即日公開「暴落救済スペシャル」銘柄≫
こちらも銘柄公開後の高値を更新。
今週中にも第1利確に到達か?
◆≪緊急即日公開銘柄2024[第11弾]≫
銘柄公開後の高値を更新。
第3利確ポイントも射程圏内と見ます。
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