インターネットインフィニティー（6545）
リハビリ型通所介護施設や在宅サービス、シルバーマーケティング支援を展開。
業績面では前期売上高が過去最高を更新、利益面も回復基調で初配を実施した。今期は最高益更新を見込み、年間配当は前期比3円増の8円とする方針。経済産業省は仕事をしながら家族の介護に従事する「ビジネスケアラー」を支援するため、間もなく中小企業を対象とした実証事業を開始するようだ。同社は来年4月施行の育児・介護休業法改正対応に活用する「介護リスク度診断」機能と「eラーニング」機能の提供を開始済み。株価は先週の1Q決算発表後に一段高。現状も高値圏を維持している。

トライアル（141A）
九州中心にディスカウントストアを運営。流通業向けITシステムなども展開。
同社はAIリテール事業も手掛けており、AIカメラとセルフレジ機能付きショッピングカート「Skip Cart」を導入。客は買い物をしながら決済ができる画期的なシステム。3/21にグロース市場に上場したばかりだが、業績は2000年から23期連続の増収。今期は6期連続最高益更新見込み。年間配当は前期比1円増の16円に増配する方針。人手不足関連や物価高による生活防衛関連として注目。週足はこのままいけば三角持合い上放れの様相。

カチタス（8919）
地方中心に戸建て中古再生事業を展開。ニトリHDと資本業務提携も。
1Q経常利益は前年同期比7.7％増の30.1億円に伸長。上期計画の63億円に対する進捗率は47.8％だが、販売件数、仕入件数ともに2Q以降で増加傾向を見込み、計画達成に向けた進捗は概ね想定通りの模様。昨今の不動産高騰や空き家問題を背景に、同社のような中古住宅再生事業の拡大は、手頃な価格の住宅不足や空き家問題などの社会課題に対する解決寄与が期待される。