シリウスビジョン（6276）
画像検査装置やソフトウエアを手掛ける。
直近2Q累計は売上高が12億7800万円、営業損失は1100万円と赤字転落。しかしながら通期予想は据え置きで、業績に悪影響を及ぼした海外事業の落ち込みへの対策は実施済み。また、新人技術者や営業担当者の育成も進み、売上向上に貢献できるスキルを身に付けており、下期は計画達成を見込む。同社はオンリーワンの画像検査技術とAIの融合は高評価で、数多くの企業が導入を決定している。PERは7倍台、PBRは0.7倍台と割安。テクニカルでは一目均衡表の抵抗帯が下値サポートとなっている。

アルチザネットワークス（6778）
携帯基地局向け計測器を開発。
昨日発表の2025年7月期の営業利益予想は、前期比8.2倍の2億6600万円と、計画下振れで着地した前期から大幅に改善する見通し。年間配当も前期と同様の20円を計画し、利回りは3％超。物販セグメントで主力の5G向け計測器や、FPGA搭載SmartNIC等の新製品の販売に注力する模様。前場の株価は窓開け急伸。8月と9月の安値でダブルボトムを形成する格好となり、トレンド転換に期待。

INTLOOP（9556）
フリーランスの人材派遣やコンサルサービスを提供。
先週は新たに、画像や音声等の解析技術を用いて実世界のデータを収集・活用できるるエッジAIプラットフォーム「Actcast」を活用したDXコンサルサービスの提供開始を発表。足元の業績も堅調で、3Q営業利益は24.9％増で過去最高を更新。M&A効果が奏功し、企業規模が拡大していることが窺える。チャートは中長期ゴールデンクロスが迫っており、突破できればトレンド転換から息の長い相場が期待される。本日決算発表予定。