【9/5】加藤の相場展望

〜毎朝確認したい厳選お役立ち情報をお知らせ〜


おはようございます。

平素よりあすなろ投資顧問をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
本日の相場展望を下記にてご覧いただけます。


■　ＭＥＮＵ　―――――――――
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┣【１】本日の相場展望　
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┣【２】本日の市場スケジュール
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┣【３】決算・個別材料情報　
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┣【４】自社株買い・公募増資
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┣【５】市場変更・株式分割・信用規制
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■【１】本日の相場展望　〜米雇用統計下振れも9月利上げか〜
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　本日の日経平均はいよいよ水準を切り上げて17000円の大台を回復へ向かいそうです。注目された先週末の米雇用統計は市場予想の18万人増に対し、15.1万人増と物足りなさが残り、9月米利上げへの決定打とはならなかったものの、一部アナリストの間では完全雇用に近い状態にありながら内容的には充分との見方も浮上。完全に市場が織り込みには向かいにくい状況の中で、NY主要指数はそろって反発し、為替市場ではドル円は104円台を回復してきています。
　
・日経平均は17000円回復へ向かって強含み
・米雇用統計は予想下回り、利上げ観測は後退も依然五分五分の確率
・原油市場ではロシアとサウジアラビアが価格安定へ向けて議論
・今週英国のメイ首相がブレグジットをめぐる展望を示唆

　今週は週末にメジャーSQを控えており、先物市場では先がけてポジション調整の動きが出てくるとみられ、もしも清算値が17000円を上回れば1月以来の水準を回復することとなる。日経平均はブレグジットの懸念が出始めた6月初旬の水準を未だに奪回できていないことから、ボックス圏を上抜ける動きが出てくれば年末へ向けての強含みも期待できそうです。

　市場が好転してくる中で気をつけておきたいのはリスク要因の蒸し返し懸念です。現在中国で行われている杭州G20では世界経済の回復へ向けた各国の政策総動員が改めて確認される内容が盛り込まれそうですが、中国が本格的に構造改革へ着手してくるとの見方もあり、どれほどの痛みを伴う改革となるかは依然不透明です。

　欧州でも英国メイ首相がG20で米中の両トップはじめ各国首脳との会談を行い、EU離脱の不安払拭に奔走。G20に先がけて国民投票のやり直しや、裏口から留まる可能性を否定しており、地ならしを進めています。未だにその道筋は明らかにされていないため、今週のG20後に何らかの明言があるのではないかとの思惑も浮上しています。

　日本株は足元の上昇基調を維持しておきたいところです。為替市場では早期利上げの可能性を織り込みながらも、未だ円高トレンドの終焉と捉えきれないとの見方が大勢で、上昇は緩やかになる見通し。市場が疑念を抱いているときがスルスルと水準を切り上げやすいことも踏まえ、今後は業績相場に移行してくると思われますので、業種では食料品、化学、卸売セクター、中小型ではジャスダック銘柄など足元で強含んでいる好業績でも売られた銘柄を選定して投資していきましょう。

それでは、本日もよろしくお願いします！


■【２】本日の市場スケジュール
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<国内>
7月毎月勤労統計調査(9:00)
黒田日銀総裁が「きさらぎ会」で講演

<海外>
中国財新8月PMIサービス業(10:45)
G20首脳会議(中国・杭州市 〜9/5)
休場:米国、カナダ、インド


■【３】決算・個別材料情報
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【決算関連】

《本日発表企業》5社
ティーライフ（3172）、学情（2301）・・・

・モロゾフ（2217）−17年1月期2Qの経常利益(非連結)は前年同期比82.4％増の10.2億円に拡大し、通期計画の17億円に対する進捗率は60.2％となった。

・日本スキー場開発（6040）−16年7月期の連結経常利益は前の期比88.8％減の9500万円に落ち込んだが、17年7月期は前期比10倍の9億9500万円に急拡大を見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

・ロックフィールド（2910）−17年4月期1Qの連結経常利益は前年同期比72.7％増の6.6億円に拡大し、5-10月期(上期)計画の12億円に対する進捗率は55.0％となった。

【個別材料】
・日本アジア投資（8518）−J-ARM（ジェイアーム）への投資を発表。J-ARMは犬や猫などペット向けの「活性化リンパ球療法」によるがん治療や、「幹細胞療法」による臓器やケガの再生などの再生医療を展開している。

・トライステージ（2178）−シンガポール最大手のテレビ通販事業会社であるJML Singapore Pte. Ltdの株式75%の取得完了を発表。



■【４】自社株買い・公募増資
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・三井ハイテック（6966）−自社株買い
・日本駐車場開発（2353）−自社株買い
・サンウッド（8903）−自社株買い


■【５】市場変更・株式分割・信用規制解除
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【市場変更】
本日はありません。

【株式分割】
本日はありません。

【信用規制解除】
サノヤスHD（7022）−東証と日証金が9月5日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を70％以上［うち現金40％以上］とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。

モバイルファクトリー（3912）−東証と日証金が8月4日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50％以上［うち現金20％以上］とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。

AppBank（6177）−同上。8/3売買分から。

ネクストウェア（4814）−同上。8/2売買分から。

【信用規制銘柄】
安川情報システム（2354）−東証と日証金が9月5日売買分から信用取引に関する規制を実施。
信用取引による新規の売付け及び買付けに係る委託保証金率を70％以上（うち現金40％以上）とする。

シライ電子工業（6658）−東証と日証金が9月2日売買分から信用取引に関する規制を実施。
信用取引による新規の売付け及び買付けに係る委託保証金率を50％以上（うち現金20％以上）とする。

北川精機（6327）−同上8/26売買分から。

燦キャピタルM（2134）−同上8/23売買分から。

アサヒ衛陶（5341）−同上8/19売買分から。

アストマックス（7162）−同上8/19売買分から。

安川情報システム（2354）−同上8/12売買分から。

テックファームHD（3625）−同上。8/3売買分から。