バフェット氏が次に狙うのは海運株か?
一方で、アジア圏ではハンセン、上海が大幅上昇となり、地政学リスクが世界レベルで本格的に意識されているとも言い難い印象です。
本日の株式市場は売り優勢でありながらも、業種別指数は鉱業、石油・石炭、海運を筆頭に10業種はプラスとなっており(13時現在)、全面安と言うほどの悲壮感はありません。
日経平均は1.5%ほどの下落となっているものの、38000円を挟んで膠着感の強い、もみ合いの展開が続いています。
そんな中、個別銘柄で明らかに堅調な値動きだったのが丸紅(8002)です。
背景としては、昨日、バークシャー・ハサウエイ社が円建て債を起債予定と報じられ事から、追加的に日本株への投資を行う為の資金調達であろうとの思惑を呼び、商社株の買い増しを連想させやすかったものと考えます。
しかしながら、バークシャー・ハサウエイ(=バフェット氏)は、以前、日本の商社株の組み入れ上限ウェイトについて、9.9%という参考値を示していた経緯がある事から、仮に商社株を買い増ししたとしても、その規模は限定的でありましょう。
むしろ、商社株以外のセクターを買っている事が明らかとなれば、そちらの方がポジティブサプライズ的な、「ちょうちん買い」を呼び込みやすいものと考えられます。
某日系大手証券の指摘によりますと、これまではバークシャー・ハサウエイの起債の前に、商社株がアウトパフォームする傾向が見られたものの、今回商社株は突出してアウトパフォームした感は無く、バフェット氏の投資スタイルを勘案すると、保険株や海運株がイメージにあう、との事です。
確かに、本日の膠着感の強い株式相場においても、業種別指数の海運業は小幅プラス推移が続いており、構成銘柄群は、いずれも低PER、高配当利回りと、バリュー性側面が強い事から、商社株以外の対象候補としては頷ける面が大きいようにも思います。
一方で保険に関しては、個人的に今ひとつピンときません。
高市氏トレード、石破氏ショックと、短期目線でのトレーディングアイデアに過ぎない様なテーマに振り回されるのではなく、超長期目線の著名な投資家である、バフェット氏の投資スタンスこそをお手本として、その投資対象選択をご自身なりに予測してみる事の方が、はるかに意義の大きい「レッスン」であるように思います。
執筆:木村泰章
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私のコラムで紹介した銘柄
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◆トレードワークス(3997)
昨年来の高値を更新!
利益確定してから木村銘柄にお乗り換えください!(^^)!
5月29日のご紹介時からの高値騰落率88.05%。
◆三菱重工業(7011)
コチラも昨年来の高値を更新しましたが、想定どおり上値が重く失速。
利益確定してから木村銘柄にお乗り換えください!(^^)!
6月21日のご紹介時からの高値騰落率48.20%。
◆東邦亜鉛(5707)
銘柄ご紹介後の高値を更新!
一旦利益確定してから木村銘柄にお乗り換えください!(^^)!
5月27日のご紹介時からの高値騰落率32.87%。
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単発スポット銘柄の見解
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◆≪ゴールドメソッド銘柄≫
第1利確ポイントをクリア!
おめでとうございます♪
ハッピーレターをご参照ください。
◆≪木村泰章の一粒万倍銘柄≫
逆行高なので目立ちますね♪
続伸にご期待ください。
◆≪木村ゴールド会員銘柄-PREMIUM-≫
安定感良し。
決算発表も楽しみです。
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