加藤の相場展望 「日経平均は円強含みで調整を挟む展開」
【9/7】加藤の相場展望
〜毎朝確認したい厳選お役立ち情報をお知らせ〜
おはようございます。
平素よりあすなろ投資顧問をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
本日の相場展望を下記にてご覧いただけます。
■ MENU ―――――――――
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┣【1】本日の相場展望
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┣【2】本日の市場スケジュール
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┣【3】決算・個別材料情報
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┣【4】自社株買い・公募増資
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┣【5】市場変更・株式分割・信用規制
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■【1】本日の相場展望 〜米経済指標下振れをうけて9月利上げ遠のく〜
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本日の日経平均は昨晩の米ISM非製造業景況指数が予想を下回り、米9月利上げが遠のいたことを受けて、調整を強いられることになりそうです。為替ドル円が102円を割り込むなど円高に振れてきたことで節目の17000円を割り込むことが予想されます。しかし、下落局面では日銀のETF買い期待が下支えの役割を果たすことで下値は限定的とみています。
・ドル売りによる円高が再開する中で、17000円台を維持できるかに注目
・米国ではドル安から株式は強含み、原油価格も続伸
・米国の製造業、非製造業ともに予想を下回り、先行きに対する懸念が台頭
NY為替市場ではドルが全面安となっています。昨晩発表されてた米8月ISM非製造業景況指数は市場予想を大きく下回る51.4と、2010年2月以来となる低い水準。前月比の下げ幅はリーマンショックの2008年11月以来の大きさだった。先週発表された同製造業も景気判断の分岐点とされる50.0を割り込む水準に悪化し、先週末の米雇用統計もさえない内容だったことから、米早期利上げ観測は後退しています。
今後の日本株はひき続き日米の金融政策を占いながら、為替動向に一喜一憂する展開となりそうです。足元の米経済指標をふまえれば早期利上げに踏み出しにくいこともあり、仮に利上げが行われても米国株が調整入りすれば日本株の上値を買う動きも限定的となりそうです。背景にあるのは外国人から見たドルベース日経平均ではNYダウ同様の上昇率が確認されており、海外投資家の資金流入には追加の買い材料が必要とされそうです。
それでは、本日もよろしくお願いします!
■【2】本日の市場スケジュール
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<国内>
7月景気動向指数(14:00)
<海外>
豪4-6月期GDP(10:30)
ベージュブック
ブラジル・リオデジャネイロ・パラリンピック開催(〜9/18)
■【3】決算・個別材料情報
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【決算関連】
《本日発表企業》9社
日東製網(3524)、アルトナー(2163)、ビューティガレージ(3180)、イハラケミカル(4989)、メガネスーパー(3318)・・・
・ナイガイ(8013)−17年1月期2Qの連結営業損益を従来予想の7000万円の赤字→2億4000万円の黒字(前年同期は1億0500万円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通し。
・アルファG(3322)−17年3月期の連結経常利益を従来予想の6億円→6.8億円(前期は6.2億円)に14.5%上方修正し、一転して9.9%増益見通し。
【個別材料】
・鳥貴族(3193)−8月の月次売上高を発表、直営既存店の売上高は前年同月比1.7%増と3カ月連続でプラスに推移。
・日本マクドナルドHD(2702)−8月の月次売上高を発表、全店で前年同月比12.1%増、既存店で同15.9%増となった。
・トランスジェニック(2342)−関連会社の医化学創薬が、国内の製薬企業と共同で創薬研究を行う契約を締結したと発表。医化学創薬は、独自の糖鎖テクノロジーによって開発した抗体医薬品創薬システム「QuaDRAD」を活用して、自己免疫疾患の治療薬および診断薬の探索研究を行うとしている。
・アクロディア(3823)−ソフトバンクロボティクスが提供する人型ロボット「Pepper」と、アクロディアの「インターホンIoTシステム」を連携した、集合住宅向けの新たなサービスの提供について、検討を開始したと発表。
・アルファポリス(9467)−今秋にも配信開始を予定しているスマートフォン向け本格バトルRPG「THE NEW GATE」の事前登録を開始したと発表。
■【4】自社株買い・公募増資
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・日本金銭機械(6418)−自社株買い
・日本製粉(2001)−自社株買い
・オリコン(4800)−自社株買い
■【5】市場変更・株式分割・信用規制解除
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【市場変更】
本日はありません。
【株式分割】
本日はありません。
【信用規制解除】
サノヤスHD(7022)−東証と日証金が9月5日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を70%以上[うち現金40%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
モバイルファクトリー(3912)−東証と日証金が8月4日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
AppBank(6177)−同上。8/3売買分から。
ネクストウェア(4814)−同上。8/2売買分から。
【信用規制銘柄】
安川情報システム(2354)−東証と日証金が9月5日売買分から信用取引に関する規制を実施。
信用取引による新規の売付け及び買付けに係る委託保証金率を70%以上(うち現金40%以上)とする。
シライ電子工業(6658)−東証と日証金が9月2日売買分から信用取引に関する規制を実施。
信用取引による新規の売付け及び買付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする。
北川精機(6327)−同上8/26売買分から。
燦キャピタルM(2134)−同上8/23売買分から。
アサヒ衛陶(5341)−同上8/19売買分から。
アストマックス(7162)−同上8/19売買分から。
安川情報システム(2354)−同上8/12売買分から。
テックファームHD(3625)−同上。8/3売買分から。
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