あの社長が大量保有する銘柄など
霊園や納骨堂の受託開発・販売で業界トップ。葬祭事業や終活セミナーも。
今期業績見通しは売上高34億円(前年同期比19.2%増)、営業利益3億5000万円(同23.0%増)、経常利益2億6000万円(同17.9%増)、当期純利益2億円(同28.5%減)を予想。近年は金融業界も終活ビジネスに参入し、生前贈与や相続税対策などのサービスを提供しており、終活ビジネスの市場規模は急速に拡大している。葬儀だけでなく終活ビジネスも展開する同銘柄は特に重要な役割を果たすと言えよう。チャートはゴールデンクロス間近。
ベースフード(2936)
完全栄養食品のパンやパスタなど「BASE FOOD」の開発・販売。
先週はメルコHD(6676)の社長である牧寛之氏による大量保有が明らかとなった。個人名義で取得資金は12億円超え、安定株主として保有する模様。牧氏は麵大手シマダヤ(250A)創業者の孫にあたる。シマダヤは先日、メルコHDからスピンオフ上場したばかりで、シマダヤとベースフードの協業に期待がかかる。足元の業績は改善傾向で、2Q営業損益は4000万円の赤字と、1Qの4億3700万円の赤字から大幅に改善。株価は200日線到達で上値が重いが、トレンド転換に期待がかかる。
放電精密加工研究所(6469)
放電加工専業では国内トップクラス。アルミ押出用金型や航空宇宙分野にも注力。
10/3に発表の2Q累計経常損益は1億3700万円の黒字(前年同期は3100万円の赤字)となり、1500万円の赤字予想から一転、黒字転換で着地。同時に通期予想の3億2900万円から3億4700万円(前期は1億6900万円)に5.5%上方修正している。これにより増益率が94.7%増から2.1倍に拡大することになる。チャートは下値切り上げ方に変化しつつあり、3月以降の下降トレンドは一旦終了と見る。
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