NexTone（7094）
音楽コンテンツの著作権管理や音楽配信「レコチョク」を展開する企業。
8/8に発表の1Q決算は大幅増収増益。売上高、営業利益ともに計画を上回って進展し、特に営業利益は計画比で倍増している。バランスシートの状況はプライム市場上場基準「純資産50億円以上」を充足。無借金経営を継続し、今後もM&Aを含めた事業拡大と音楽業界活性化につながる投資を検討するようだ。9月末時点の著作権管理楽曲数は6月末比5万1695曲増と着実な積み上げ。11/8発表の決算にも期待がかかる。前場の株価は75日線まで調整。

Schoo（スクー）（264A）
オンライン動画学習サービス「Schoo」を展開。ラーニングマネジメントシステムの提供も。
8月末時点の有効会員数は115万人で、動画コンテンツは8500本以上。内容はビジネス基礎力からデザイン、AI、リベラルアーツなど幅広く取り扱っている点が魅力だ。売上比率は法人向け研修サービスが90％超えで、政府も支援するリスキング関連として注目。10/22にグロース市場に上場し、今期業績は黒字転換を計画。東京メトロの影に隠れて資金が入っていないようだが、じきに見直されると見て注目。

UNBANKED（8746）
金地金販売が主力。金価格と連動する暗号資産も手掛ける。
世界的な金需要が増加していることに加え、国内でも円安進行による金価格の先高期待から金への資金流入が続いている。そのような背景から金地金の購入を求める富裕層顧客が増加しているほか、投資家も金による積立投資や分散投資に関心向いているようで、同社には追い風が吹いていると言えよう。足元の業績は営業損益が1300万円の黒字（前年同期は3600万円の赤字）に黒字転換。株価は2連騰で200日線を突破。